ご来場のみなさまは、女性も男性もお洒落な人ばかり。(当たり前?)
場内はとっても華やかです。立見席までイッパイで、大盛況の様子でした。
いよいよ開演の瞬間!まるでコンサートのような大迫力の音が鳴り響き、ステージいっぱいに大きな映像が現れて、場内は一瞬にして別世界に。
そして、『本当に自分と同じ人間なのだろうか…???』と思いたくなるほど、『とにかく綺麗!!!』なモデルさんに釘付けです。
目の前で繰り広げられるショーは迫力満点で、あっという間に引き込まれていました。
このステージに設置された大型画面は、全部で3つ。
中央にある、幅9.6m×高さ5.6mのシースルータイプのLEDディスプレイと、その隣の幅2.5m×高さ5.8m のLEDディスプレイ「ChromaLED 10」(×2セット)です。
ファッションイベントだけに、映像もデザイン性の高いコンテンツが盛りだくさんでした!
画面やスクリーンというと、テレビモニターのような横長の画面(比率[4:3]や[16:9])が一般的で、印象に強いかと思いますが、コンサートやイベントの会場では、その一般的な比率をまったく無視した、特異な形状の大画面がよく見受けられますよね。
縦長に円形、細長い画面もあれば、曲面や球体といった立体的なものまで、とにかく様々です。
以前、ドームコンサートを見に行った友人から、「あのステージにある大きな画面って、どうやって運んでくるの?」と聞かれたことがありました。
ご存知の方も大勢いらっしゃるかと思いますが、あの大型画面(LEDディスプレイ)の多くは、元々バラバラの状態で現場に搬入され、ステージ上で連結し、大きな画面へと組み上げられます。
(▼写真は今回のステージに、ChromaLEDを設置している様子。
横4台×縦6台のLEDユニットを連結させて、縦長の大きな画面を成形しています。)
複数個のユニットをつなげて1つの画面を形成するので、形や大きさなど、ある程度自由なプランニングが可能なのですね。
ヒビノのエンジニアの“働く姿”というと、本番のオペレートや仕込み、リハなど現場での姿を連想してしまうことが多いのですが、今回、搬入から本番までを実際に目にしてみて、現場に入るずっと前の段階から、綿密な作業が何度も重ねられていることを実感しました。
(▼本番のオペレート風景。シャッターを押す私の指にも緊張感と気合が入ります。)
エンジニアは、クライアントの思い描くショーを具現化するため、システムのプランニングといった場面から本番に至るまで、常に専門家として“技術”が求められるのだと思いました。
実は私、ガールズイベントを見るのは、ほぼ初めてだったのですが、『神戸コレクション2011 AUTUMN/WINTER ~おんなたちに太陽を~』は、情熱的かつ活気にあふれたステージで、楽しい気持ちとパワーをたくさんもらいました!
この数年、神戸コレクションの『東京公演』は、グランドプリンスホテル新高輪で開催されてきましたが、来春の公演より『東京ランウェイ』と名を新たに、国立代々木競技場 第一体育館で開催されるそうです。
そして、来年はなんと10周年!
KOBE COLLECTIONが見せる10年目のステージが今から楽しみです!
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