イベント映像&音響の現場“KOBE COLLECTION”に行ってきました

こんにちは!広報のhiroです。

いつの間にか、季節が夏から秋へと移り変わっておりました・・・。今年もあるものの制作が一段落して(年末をお楽しみに)、どんな秋を満喫しようか考え中です☆


さて、日本最大級のファッションフェスタ「神戸コレクション」の、「映像」と「音響」をヒビノが担当させていただいている事は、以前のブログでも少しご紹介しましたが、先月、神戸コレクション2011 AUTUMN/WINTERの“東京公演”を見に行ってきました!

ご来場のみなさまは、女性も男性もお洒落な人ばかり。(当たり前?)

場内はとっても華やかです。立見席までイッパイで、大盛況の様子でした。


いよいよ開演の瞬間!まるでコンサートのような大迫力の音が鳴り響き、ステージいっぱいに大きな映像が現れて、場内は一瞬にして別世界に。

そして、『本当に自分と同じ人間なのだろうか…???』と思いたくなるほど、『とにかく綺麗!!!』なモデルさんに釘付けです。

目の前で繰り広げられるショーは迫力満点で、あっという間に引き込まれていました。


このステージに設置された大型画面は、全部で3つ。

中央にある、幅9.6m×高さ5.6mのシースルータイプのLEDディスプレイと、その隣の幅2.5m×高さ5.8m のLEDディスプレイ「ChromaLED 10」(×2セット)です。

ファッションイベントだけに、映像もデザイン性の高いコンテンツが盛りだくさんでした!


画面やスクリーンというと、テレビモニターのような横長の画面(比率[4:3]や[16:9])が一般的で、印象に強いかと思いますが、コンサートやイベントの会場では、その一般的な比率をまったく無視した、特異な形状の大画面がよく見受けられますよね。

縦長に円形、細長い画面もあれば、曲面や球体といった立体的なものまで、とにかく様々です。


以前、ドームコンサートを見に行った友人から、「あのステージにある大きな画面って、どうやって運んでくるの?」と聞かれたことがありました。

ご存知の方も大勢いらっしゃるかと思いますが、あの大型画面(LEDディスプレイ)の多くは、元々バラバラの状態で現場に搬入され、ステージ上で連結し、大きな画面へと組み上げられます。


(▼写真は今回のステージに、ChromaLEDを設置している様子。

横4台×縦6台のLEDユニットを連結させて、縦長の大きな画面を成形しています。)

複数個のユニットをつなげて1つの画面を形成するので、形や大きさなど、ある程度自由なプランニングが可能なのですね。


ヒビノのエンジニアの“働く姿”というと、本番のオペレートや仕込み、リハなど現場での姿を連想してしまうことが多いのですが、今回、搬入から本番までを実際に目にしてみて、現場に入るずっと前の段階から、綿密な作業が何度も重ねられていることを実感しました。


(▼本番のオペレート風景。シャッターを押す私の指にも緊張感と気合が入ります。)

エンジニアは、クライアントの思い描くショーを具現化するため、システムのプランニングといった場面から本番に至るまで、常に専門家として“技術”が求められるのだと思いました。


実は私、ガールズイベントを見るのは、ほぼ初めてだったのですが、『神戸コレクション2011 AUTUMN/WINTER ~おんなたちに太陽を~』は、情熱的かつ活気にあふれたステージで、楽しい気持ちとパワーをたくさんもらいました!

この数年、神戸コレクションの『東京公演』は、グランドプリンスホテル新高輪で開催されてきましたが、来春の公演より『東京ランウェイ』と名を新たに、国立代々木競技場 第一体育館で開催されるそうです。

そして、来年はなんと10周年!

KOBE COLLECTIONが見せる10年目のステージが今から楽しみです!


神戸コレクションのホームページ

ヒビノビジュアル Div.(コンサート・イベントの映像システム企画立案/機材レンタル&オペレート)