コロナ問題で見えたリアルの価値 スポーツとエンタメと大型映像の大いなる力 〜映像・音響・ITの進化でライブはさらに強くなる〜


古来よりスポーツは「不可能を可能にする力」で発展してきました。


前人未踏の大記録や大技に挑み続ける勇敢な人々(選手)の力です。誰も成し得なかったこと、まだ誰も知らないことに「挑戦」する姿は、見る者を共感させ、勇気と感動を与えてくれます。


スポーツは、人の心を動かす至極のライブエンターテインメントだといえます。


以前、当社幹部が自社のコンサート・イベント大型映像サービスについて「不可能を可能にする仕事だ」と話していたことを思い出します。あらゆるイメージを具現化し、心を動かす体験をつくるクリエイティブ性。二度とない瞬間をダイレクトに伝えるライブ性。私たちヒビノの技術は、まだ世界が知らない喜びを生むために発展し続けてきたのです。


新型コロナウイルスの影響によって、人々が集まり感動や熱狂を共にするライブというエンタテインメント体験は、一時的に世界から姿を消しました。それでもライブがもつリアルの価値が揺らぐことは、ありません。映像・音響・ITの進化でライブはもっと強くなります。


スポーツは、この危機をアドバンテージに変えるほどの力を持っています。快進撃を目撃する日は、遠い未来の話ではないはずです。


イベントの開催制限の段階的な緩和が進み、7月10日から「収容率50%以内」かつ「入場者数5,000人以内」にてコンサートやスポーツイベントが開催できるようになりました。次の緩和が進めば、入場者数の上限が撤廃され、収容率50%以内で大規模イベントが開催できるようになります。


今、ウィズコロナ時代のイベントのあり方に注目が集まっています。


コンサートやスポーツイベントは、かつてコロナ問題に対し、他の業界に先駆けて中止や延期を決行しました。いち早い決断は、エンターテインメントの場が人々の安全を脅かすものであってはならないという信念の表れだったと思うのです。どんなイベントだって一刻も早く大勢のファンの前で開催したい、皆様に喜びを届けたいという思いは同じでした。当社だって一日も早く感動の体験を創り、届けたい。


各団体、業界、関連企業が、安全にイベントを実施するためガイドラインを発表するなどし、エンターテインメント業界は慎重かつ周到な計画の元に、ゆっくりと動き始めています。


状況の変化を厳しく見極めながらの前進です。この道のりは険しく、一筋縄では行かないかもしれません。それでも『完全始動』の号砲を大きく鳴らす『その時』は必ずやってきます。快進撃を突き進めていくその瞬間を、最善の体制で迎えられるよう、私たちは映像・音響・ITの可能性を試し、技術を高めながら、引き続き早期のコロナ終息に向けて一人ひとりが取り組んでいます。


人の心を動かすために、映像と音にできることは無限大です。


「スポーツには、世界を変えるほどの力がある。

それを最大化させるのは、大型映像とライブの力だ!」


スポーツと大型映像の大いなる力を信じて。



ヒビノの社員として、日本人として、東京都民として。夢にまで見た2020年7月24日(金)スポーツの日を前に、様々な思いを抱きつつ…。今一度、ヒビノ人としての原点に立ち、未来に向かう情熱を再加速させたヒビノ広報のhiroでした。

コラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。それでは、また!