品川駅の帰宅困難者対策訓練で当社製LEDディスプレイ・システムが活躍

おはようございます!広報のhiroです。

ヒビノは、2月13日(水)に品川駅港南口の港南ふれあい広場で行われた「平成24年度 港区滞留者対策合同訓練」(主催:港区、協賛:警視庁)に、当社が取り組む地域社会貢献活動の一環として、当社製LEDディスプレイ・システム「移動型LEDビジョン」(画素ピッチ:8mm、画面サイズ:185インチ)を提供しました。


もしも、大規模災害などの発生によって都内のライフラインと交通機関が停止した場合、品川駅周辺には、1万人を超える滞留者が想定されるそうです。

災害時、行政機関は被災者の救命救助に重点を置かざるを得ないため、滞留者・帰宅困難者の支援には限界が生じ、大きな混乱が予想されます。


そのような事態に備え、品川駅周辺の企業・団体・機関が参加する「品川駅周辺滞留者対策推進協議会」では、滞留者を周辺企業で受け入れる独自ルール(品川駅グループ滞留者支援ルール)を策定し、運用訓練を実施しました。


この日の訓練には、全60の企業・団体・機関などから約150人が参加。

最大震度7を観測する首都直下地震が起こり、品川駅周辺には大勢の滞留者・帰宅困難者がいる想定で行われました。

訓練想定は、「移動型LEDビジョン」のニュース映像(訓練用放送)で伝えられます。

この他にも、港南ふれあい広場とは別の会場(品川駅構内等)で訓練を遂行するグループを生中継したり、品川駅周辺滞留者対策推進協議会の活動や帰宅困難者対策について紹介したりと、「移動型LEDビジョン」は、イベント進行の中枢的な役割として活躍しました。

私は、初めてターミナル駅の帰宅困難者対策訓練を見学しましたが、品川駅のように地域の特性に応じた対策が設けられているだけでなく、運用訓練による確認と内容の見直しを重ねて、実効性を高める取り組みは、大勢の人々の安心と安全につながる重要なことですね。改めて実感しました。



◆平成24年度 港区滞留者対策合同訓練 概要

日 時: 2013 年2 月13 日(水) 14 時から16 時

会 場: 品川駅 港南ふれあい広場 他

参加者: 港区各地区滞留者対策推進協議会並びに防災連絡会所属事業者

主 催: 港区 防災危機管理室 防災課

協 賛: 警視庁 高輪警察署

機材協力: ヒビノ株式会社 / ソフトバンクテレコム株式会社


「平成24年度 港区滞留者対策合同訓練」に移動型LEDビジョンを提供 - ヒビノ株式会社