[投稿者:Sign]
昨年10月にパシフィコ横浜で行われた「Smart City Week 2012」に、ヒビノの新製品『ユニバーサルデザイン型LED防災ボード(infoLED)』を出展させていただきましたが、2013年3月5日(火)~8日(金)東京国際展示場「東京ビッグサイト」 東2・3ホールで開催される「SECURITY SHOW 2013」に出展いたします。
Smart City Week 2012でのヒビノブース
展示会概要
会 期:2013年3月5日(火)~3月8日(金) 10:00~17:00 ※最終日のみ16:30まで
会 場:東京国際展示場「東京ビッグサイト」 東2・3ホール[ブースNO:SS3608]
主 催:日本経済新聞社
入場料:1,500円(消費税込)
※事前登録していただくと無料になります。
公式サイト:http://www.shopbiz.jp/ss/
出展製品:ユニバーサルデザイン型LED防災ボード(infoLED)
新製品「infoLED」には下記の特徴があります。
・外国語や音声警報にも対応したユニバーサル仕様
・自然災害や有事関連情報を瞬時に自動表示
・最新情報を無線でキャッチ
・電力を効率的に活用可能
・停電しても24時間以上、表示機能を保持
※infoLED 6、標準の基本構成(320ドット×40ドット)の場合
「そう言えば、ユニバーサル仕様・ユニバーサルデザインって何だろう?」
私自身、“ユニバーサルデザイン”と言う言葉を何度も聞いた事はありますが、あらためて考えてみると、「どんな事に考慮した物がユニバーサルデザインなのか?」、明確に答えられないことに気付きました。
日常生活の中にある身近なものとしては、シャンプーボトルの上部と側面にギザギザがついている事はご存知ですか?
これは元々、視覚障がい者が触って判別が出来るようにと工夫されたものですが、髪を洗っている時に目を瞑ったままでも、触って区別が出来るという利便性があり、ユニバーサルデザインの一例とされています。
意外なところでは、
パソコンソフトのUndo機能。もはや“あって当たり前の機能”とも思えるくらいに浸透してます。
他にも色々な事例があるユニバーサルデザインですが、概ね下記の7原則に沿ったものとなっています。
・どんな人でも公平に使えること
・使う上で自由度が高いこと
・使い方が簡単で、すぐに分かること
・必要な情報がすぐに分かること
・うっかりミスが危険につながらないこと
・身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること)
・接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
7項目全てに該当する製品を作る事は難しいと思いますが、これらの要素を意識した製品開発は、とても重要なのでは無いかと思います。
新製品infoLEDは、東日本大震災での経験を踏まえ、屋外ビジョンの役割は何か?万人に向けた情報発信とは何か?これらの答えとして開発が進められました。
例えば大地震が起きた時に、どこかの駅にいたとしたら、おそらく駅員の方や構内放送で「地震の影響で全線電車が止まっている。」「近くの避難場所に避難して下さい。」などの情報が発信されるでしょう。しかし、その情報はすべての人には届きません。
そのような時に、瞬時に文字情報、しかも日本語だけでなく多言語、見やすい表示文字色で発信する事が出来るのが、このinfoLEDです。
以前にも、このblogでお伝えしてはいますが、infoLEDはリチウムイオン蓄電池による稼働が可能なため、停電時にも継続的な情報配信することが可能になっています。
ユニバーサルデザインは、必ずしも形があるモノだけでは無いと思います。
実は、少し考えてみただけで、ヒビノの日々業務を行っている展示会やイベント会場の中にもユニバーサルデザインを取り入れる事も可能では無いかと思います。
それはもしかしたら、ちょっとした工夫や少し視点を変えただけで気付くレベルのことなのかも知れません。いつもとは違った視点で製品・サービスを観察することで、新たな発見やアイデアに繋がるかも知れないと思います。
展示会開催中は、随時、緊急情報受信から情報配信までのデモンストレーションを行っておりますので、お気軽にお立ち寄り下さい。
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