きっかけはライブ

こんにちは!経営企画部のアミーゴです。

この度新しく、このヒビノBlog「BREAK TIME」のメンバーに仲間入りしました。

どうぞよろしくお願い致します。

今回は、自己紹介を含め、私が大好きな「ライブ」について語りたいと思います。


私は、何を隠そうエンターテイメントが大好きで、いろいろな作品に触れることが好きです。

そして、中でも「ライブ」という空間・時間が大好きです。

このヒビノ株式会社に入社したのも、簡単にいえば、「ライブ」が好きだったからといっても言いすぎではありません。


小さい頃から歌や音楽は好きでしたが、ある日、一人のアーティストを知ったことが、自分にとって大きなターニングポイントとなりました。

その人の見た目も聴かせてくれる音楽も、かっこいい!!と衝撃を受けたのです。

それから、CDを集めたり、TVやラジオをチェックするようになり、ライブビデオも見ました。今思えば、そのビデオに収録されたライブも、ヒビノの音響スタッフが担当していたものでした。

お客さんが楽しそうにしている映像を見て、私もいつかはこんなライブに行ける日が来ればいいなと思っていました。


数年後の真夏のある日、念願叶って初めてライブに行くことができました。

そのライブは、お台場のとある野外ステージで行われたのですが、開演前、私は暑さと人の多さにびっくりしながら、ライブってどんな感じなんだろうという期待の気持ちでいっぱいでした。


SEとともに、アーティストが登場してきた瞬間の嬉しさと興奮は、今でも覚えています。

大好きな音楽が、ものすごく大きな音で聴こえてきて、自分の体に振動が伝わってくるのにとても驚きました。

ステージ上のアーティスト達の姿は、豆粒くらいの小ささでしたが、背景にあった大きなスクリーンの映像から、表情や衣装などの様子がわかりました。


ライブも中盤に突入。

だんだんと夜が更け、ステージの周りの景色も、真夏の青空から、きらきらした夜景へと変わっていきました。

その時の、ライブの空間が持つ雰囲気に私は魅了されていました。

その気持ちを言葉にするのは難しいのですが、目に見える景色も、耳に入る音楽も、肌で感じる会場の熱気も、どれもがとてもきれいに感じられて、楽しくて、感動的でした。


ライブ終了後、すごかったなぁ!本当に楽しかったなぁという充実感と、あぁ終わってしまったんだなぁという寂しさが入り混じった気持ちで、余韻に浸りながら帰り道を歩きました。


この日から私は、ライブへ出かけることが増えていきました。

学校帰りや休日に、各地のライブ会場へ足を運びました。

自分の行くライブが、アーティストが定期的に行っているツアーという長い日程の中の一公演だということも、この頃はじめて知りました。


何回も行けば行くほど、ライブの魅力は深まっていきます。

最初は、アーティストが間近で見えることだけで嬉しく、ただボーカルの声を聴くばかりでした。

でもそのうちに、セットリストやステージ構成も気になるようになったり、ボーカルだけでなく、ギター、ベース、ドラムなどバンドの音に気付くことで、さらにライブの空間にいる楽しみが増えました。

それぞれの楽器の音を聴く楽しみもありますし、その組み合わせや、ライブ会場で鳴り響く音の全体を聴く楽しみもあります。

さらに、同じ曲でもアレンジが違うとまた新しい感動がありますし、同じミュージシャンが同じ曲を演奏している場合でも、その日ごとに聴こえる音色は大きく違ったりもします。


その日その場所に行ってみないとわからない、その日だけの特別な空間を味わえるということが、ライブの醍醐味だと私は思っています。

他にも、舞台セット、照明、特効、衣装…など、ライブを楽しむための要素はさまざまに散らばっています。

ヒビノが現在担当している音響や映像もその一つ。

いろいろな角度からのライブの楽しみ方を知るにつれ、私はますますライブの魅力に惹かれていきました。


そんな私は、今でも時間があればしょっちゅうライブへと足を運んでいます。

関東はもちろん、新幹線やバスで遠出をすることもしばしば。

今までに行ったライブの回数は約200回以上です。

多かった頃には、週4~5回でライブに通ったこともありました。

ジャンルも、ロック・ポップスの歌もののライブが中心ですが、ときにはジャズ系のインストのセッションに行くことなどもあります。

フェスなどで、新しく知ったアーティストの音楽を好きになってしまうことも多く、好きな音楽や行きたいライブはきっとこれからもますます増えていきそうです。

(写真は今までに行ったライブのチケット。思い出深いです…。)


そして、こうしたライブの空間の中で、ヒビノの音響スタッフや映像スタッフの姿を見かけたり、ヒビノが取扱う機材を見つけたりするのは、とても嬉しい瞬間です。

私を含め、その日のライブを楽しみにして来ている観客の皆さんと、その日のステージに全力を注ぎパフォーマンスしているアーティストに対して、必要とされる音や映像を届けているのがヒビノの仕事なのだと思うと、自分も一スタッフとして誇りに思います。


これからも、さまざまなライブ空間づくりに、ヒビノとして貢献できる機会が増えるよう、私も毎日の仕事を頑張ります!