ポタアンってなに?ポータブルヘッドホンアンプを使う!

こんにちは。広報のhiroです。

唐突ですが、みなさま『ポタアン』って何のことだか分かりますか?

私はこの言葉を初めて聞いたとき「美味しそうな響きだな」と思ってしまいました。

食いしん坊キャラではないのですが・・・お恥ずかしい。


『ポタアン』とは『ポータブルヘッドホンアンプ』の略語です。

ヘッドホンで音楽を楽しむ方達の間で、より高音質を求めるユーザーが増えていて、“高音質ヘッドホン”のみならず“ヘッドホンアンプ”の人気も高まっているのだとか。

でも『ヘッドホンアンプ』について、私と同様「よく分からない」と思っている方もまだ多いのでは?


と言うわけで、今回はiBasso Audio(アイバッソオーディオ)の担当者にいろいろと教わってきました!

ポタアンのデモ機も借りて実際に試してみたので、ヘッドホンアンプの簡単な説明と、効果のほどをレポートいたします!

写真(上)iBasso Audiのヘッドホンアンプ「D12 Hj」/(下右)iBasso Audioのヘッドホンアンプ「D2+Hj Boa」/(下左)iBasso Audioのヘッドホンアンプ「T3 Hj」/(下中央)iPod 大きさの参考用に。



ヘッドホンアンプって、いったい何?

ヘッドホンアンプとは、その名の通りヘッドホン専用のアンプリファイアー。

“オーディオプレイヤーから送られてきた音の信号”をヘッドホンやイヤホンで聴くことができるように“増幅する機器”です。

でも、ヘッドホンやイヤホンの差込口が付いているオーディオプレイヤーには、当然このヘッドホンアンプが内蔵されています。

そうでなければ、ヘッドホンをつなげて音を聞くことはできません。

となると・・・

「何で、わざわざ“ヘッドホンアンプ”という機器を外部接続する必要があるのか?」

と思うところですが、ユーザーがヘッドホンアンプを使うことには、もちろん理由があります。

それは『高い音質』を得るためなのです。



ヘッドホンアンプの効果

ヘッドホンアンプを一文で表すなら「ヘッドホンで聞く“音”の“質”を向上させるアイテム」です。

高音質をもたらす理由の一つは、原音の “本来の音”を“忠実に増幅”させる性能にあります。


ポタアンに入力された原音の音質を、忠実に再現(出力)するには、アンプリファイアーだけでなく、デジタル・アナログ変換機(DAC)など、音の信号が通過する全ての回路が重要となります。

設計はもちろん、細部のパーツ1つまでもが音質を左右します。

音の信号を劣化させない・・・と言うのは、実は意外と難しいことなのですが、iBasso Audioのポタアンは原音に忠実な音を出力することで高音質を実現します。

そして、ポタアンが高音質であるもう一つの理由は、ヘッドホンが持つ本来の実力を発揮させることです。


ポータブルオーディオプレイヤーに内蔵されているヘッドホンアンプは、音を再生するための必要最小限のスペックであることも多く、音楽的に最適・・・とは言いづらいところがあります。


どんなに素晴らしい特性の「良いヘッドホン」を使っていたとしても、これでは宝の持ち腐れ。


ポタアンを使うことによって、ダイナミックレンジも広がり、繊細な音楽が奏でる微細なニュアンスや、迫力ある音楽を、楽しむことができます。


音を“聴く”ためには、プレイヤーやヘッドホンだけでなく、ヘッドホンアンプの性能も、とても重要なポイントだと言えます。



ポタアンの使用例

それでは、ヘッドホンアンプに、どんな機器を組み合わせて使うものなのか?

私が使ったポタアン「iBasso Audio」の「D12 Hj」に接続できる機器を元にご紹介します。


まず、D12 Hjの入力は、次の4タイプ。

(1)アナログ入力(AUX入力)、(2)USB、(3)オプティカル、(4)コアキシャル

例えば、iPodなどのポータブルオーディオプレイヤーや携帯電話、CD、MD、TV、パソコンやデジタル出力を備えたCDプレイヤー、DVDプレイヤーなど様々な機器をヘッドホンアンプに接続できます。

そして、D12 Hjの音は、

(1)ヘッドホンアウト、(2)ラインアウト(※デジタル入力時(上記2・3・4)のみ)

から出力されます。ヘッドホン、イヤホン、小型スピーカーなどを鳴らすことが可能です。

この出力に対応している機器であれば、接続することができると言えます。


(ちなみに、D12 Hjは複数の同時入力や、複数の同時出力は出来ません。)


さて、長々と説明して参りましたが、いよいよ試聴です!

正直なところ・・・実際にヘッドホンアンプを体感するまでは、「本当に音質の差が感じられるのか?」という疑問も完全には消えませんでした。

しかし!そんな私の思いを一瞬にして吹き飛ばしてしまうほど、大きな実力の差と価値があったのです。



実際にポタアンを使ってみました!

今回、私が使ったポータブルヘッドホンアンプは、「iBasso Audio D12 Hj」です。

型番にHjと付いているのは日本仕様(ヒビノインターサウンド専用モデル)の証。

iBasso Audioとヒビノインターサウンドのこだわりが詰まっているのですが、このお話はまたいずれ。


それでは早速、「音質の差は現れるはず!」と予測していた比較を試します。

「パソコンのヘッドホンジャック(アナログ出力) → ヘッドホン」で聴く音と

「パソコンのUSB(デジタル出力) → ポタアン → ヘッドホン」で聴く音です。


結果は・・・もうね、笑いました。

己の想像をはるかに超える事態に遭遇すると『笑い』が出るんですね。


元々「“音質の差”はきっと表れる」と思っていたけど、期待以上の結果でした。

ここまで違うものかと。

「これは・・・凄い!マジ!?」「何これ!嘘でしょ!?これ欲しい!」と、ブログ仲間の櫻井さんを巻き込んで、初日は大騒ぎ。


ポタアンを使うと、どのように音が変わるのかは、聴いていただくのが一番ですが・・・倍音が綺麗に鳴っているのが聞こえ、高音の伸びが明らかに変わります。

ドラムやベースの音が引き締まった印象で聴こえ、低音の鳴りが迫力を増します。

ボーカルの繊細な表現や、その息遣いまでもが鮮明に。

薄くかかっているリバーブなど、微細なエフェクターの効き具合まで感じ取れるほど。

今まで聴こえてこなかった音が聴こえてきそうです。

音源は同じなのに、ヘッドホンから聴こえてくる音の「情報量」が一気に増えた印象。

今までは、CDに入っていた音を100%聴き出せていなかった・・・と気がつくかもしれません。

かなり満足な結果に感激です。


さて、お次は、

「iPodのヘッドホンOUT(アナログ出力) → ヘッドホン」と

「iPodのヘッドホンOUT(アナログ出力) → ヘッドホンアンプ → ヘッドホン」の比較です。

今回は両者とも、全く同じ出力(ヘッドホン端子)の音を聞きます。


ポタアンを使うことで、やはりパワーには圧倒的な差が出ました。

ポータブルオーディオプレイヤーに対する音量不足のお悩みは、一瞬で解決です。


さて、音質はと言いますと・・・、実は私、今回の聞き比べでは、劇的な音質の変化は感じられないかな?と想像していました。

だって、両者とも、まったく「同じ信号」を音源としていますから。


結果は私の負け。ヘッドホンアンプの実力を見くびっていました。

低域の力強さ、高域の伸び、もちろん最初のデジタル接続との聴き比べほど、差は出ませんが、それでも確かな変化を感じ取ることができました。


「なぜ変わるー!?!?!?」と、頭の中が「?」だらけになりましたが、この場合、音源の信号はまったく同じなのでポタアンがヘッドホンの本来の実力を引き出したということになりますね。


この他にも、普段は使わないサウンドエンハンサーや低域強調など、エフェクト機能をONにして聴き比べたところ、ポタアンを使って聴く音は、エフェクトの現れ方がメチャクチャ顕著で抜群に違いが分かります。


原音がもつ豊かな音色を、「忠実」に「再現」する。

言葉では簡単に感じる、このポタアンの性能が、ヘッドホンから聴こえてくる音の音質を確実に向上させているんですね。

小さいくせに凄いやつ。ご自慢のヘッドホンをお持ちの方にはお薦めです!

まだまだ面白い比較方法や使い方が沢山ありそうなiBasso Audioのヘッドホンアンプ。

もぉ、くせになりそうです。ヘッドホンと一緒にどこまでも連れて行きたい!と思う代物でした♪



わたし好みに

それでは最後に。もし、私がポタアンを選ぶとしたら。

「性能が良いこと」はもちろん必須条件ですが、せっかくの『ポータブル』ですから、持ち歩くことも意識したいところ。

毎日のように使うからこそ、「大きさ」「色」「質感」なども気になるポイントです。


iBasso Audioのヘッドホンアンプの外観は、滑らかなフォルムに、高級感のある質感。D12 Hjに関しては、カラーは黒のみ。

その印象は、ずばり「格好良い!」です。


黒も良いけど、白があったら欲しいなーなどと考えながら、D12 Hjを眺めていたのですが、ふと、平らな面が多いから デコったら楽しいんじゃ?とも思い始め・・・。

もしものお話ですが、デコるとしたら・・・電気機器なので、絶縁タイプのデコ保護シートを貼って、その上から容姿をカスタマイズ!という感じでしょうか。

綺麗な黒のボディーを生かしてデコレーションするのも良いですね。


私が実際にD12 Hjを持ち歩いて試聴したときは、「ポタアン」と「オーディオプレイヤー」をバッグの中に入れていました。


他の荷物にケーブルが引っ掛からないよう、シリコンバンド等を使って、2台を1つにまとめていたのですが、こんな風に「ポタアン」と「オーディープレイヤー」を一組にしたときに、1つの模様が完成する!みたいな、少々アートっぽいデコレーションをしたり、そんな専用ケースが作れたら楽しそうです。


(試聴期間中、この日はシュシュでポタアンとプレイヤーを固定。大きめバッグだったので前ポケットにIN)


と、最後はあくまで勝手な私の想いを書きました。


ポタアンの音から受けた大きな衝撃や感動を、文字で表現するのは難しかったですが、「一聴の価値あり!!!」と思ったことは確か。少しでもお伝えできたなら幸いです!


iBasso Audio ヘッドホンアンプ製品情報(ヒビノインターサウンド)