2020年4月1日（水）、ヒビノグループに31名（男性16名、女性15名）の新入社員が入社しました。
新型コロナウイルスの影響で入社式を中止や延期、短縮化する企業も多い中、当社グループでも一堂に会する合同形式を中止し、会社ごとに対応する分散型へと変更。
ヒビノ株式会社は、単体での入社式を開催しました。
（実は前年度の『ヒビノらしいオンリーワンのグループ合同入社式』をさらにパワーアップさせた企画が動いていましたが、3月2日に中止を決めました。楽しみにしていた新入社員には申し訳ないけれど、こればかりは仕方がないですね。）
2020年度ヒビノ株式会社入社式を開催
本社で最も広い会議室に、新入社員14名（男女各7名）が間隔をあけて着席。役員の出席も2名に減らしました。会場入口にはアルコール消毒、当然ながらマスクは必須、すべての参加者が一定の距離をおくなど、感染拡大を防ぐための対策をとった過去にない風景のなか開式。代表取締役副社長から一人ひとりに辞令を手渡しました。
経営陣から期待と激励
「イノベーションを起こす人、鋭い専門性を持つ人に」
代表取締役副社長 野牧 幸雄は、「ヒビノを代表し心から歓迎します」「みなさんのお顔を拝見でき嬉しく思う」とお祝いを述べ、社会人として、ヒビノの社員としての自覚と責任についてや、積極的に新しいことへ挑戦し続けることで音と映像の分野に“日本一”“世界初”を生み出してきた当社の歴史、企業理念について説明。現在、推進中のハニカム経営に触れ「当社グループは近い将来に売上高1,000億円を目指す企業集団であり、みなさんが活躍する場が多くあります」と鼓舞しました。
「一つは、イノベーション活動を積極的にやっていただきたいということ」「当社は創業からオンリーワン、ナンバーワンを狙ってきた会社です。いまグループ全社でイノベーション活動を強力に推進しています。イノベーションがなければ、明日のヒビノはないかもしれません。そういう状況において、みなさんの新鮮な目線、今持っている新鮮な感覚、感情、こういうものをぜひ活用し積極的に取り組んでください」
「二つ目は、専門性を持っていただきたいというお願いです。会社が成長し、みなさんが豊かで楽しい会社人生を送るためには、鋭い専門性を持つことが大事です。自分の強みを見つけ出し、その強みを磨き続けてください。そうすることによって、職場からも、社会からも評価される人間になっていけると思っています。ぜひとも専門性を磨いてください」
会社の期待と想いを届け、「ヒビノの持続的な成長のために一緒に頑張っていきましょう」と締めくくりました。
代表の激励を受け、今度は新入社員代表の挨拶です。
「本日、伝統あるヒビノの社員として、この場に立てたことに喜びを感じています。これからの日々に期待で胸が膨らむと同時に、ヒビノの一員となる決意を新たにし、身の引き締まる思いです」「何事にも積極的に、また全力で取り組み、先輩方やお客様から信頼をいただけるよう邁進してまいります」とフレッシュかつ実直に決意を表明してくれました。
ちょっと余談ですが、ここ最近、現場の若手社員や若い中堅社員と話をしていると、なんだか当社の未来を明るく感じている自分がいます。新しい感性に触れる喜びなのか、時代が確実に変わっていることを実感できた嬉しさなのか、寄る年波ってやつなのか（笑）。「ヒビノの未来は明るいぞ」と嬉しくなるのです。新入社員のみなさんにも、輝かしい未来を切り拓いていただきたいですね。
プロが認める、プロになる。
全社を挙げイノベーションに取り組むヒビノグループで、「担い手」としての当事者意識と「挑戦」する気持ちを強く持ってもらうためにも、代表から新入社員へ直接「期待」の気持ちを伝え、想いや感動を分かち合う場をつくりました。卒業式など節目のイベントが中止となる中で、入社式に参加し、会社の想いをダイレクトに受け止め共有できたことは、彼ら、彼女らの気持ちを前向きに引き締めるとともに、ヒビノ人としての自覚と責任を芽生えさせる契機となったようです。
新入社員たちは、この後20日まで在宅でeラーニングでの研修を受けています。無事に入社もして、たった一日だけど出社もした・・・とはいえ、在宅勤務が解除されるまでは何かと不安もあるはずです。人事グループを中心に新入社員との連絡を密にし、フォローしています。
本当に大変なこのタイミングに新社会人となり、向かい風の中で、力強く第一歩を踏み出した彼ら、彼女らだからこそ、強く、たくましく、どんな危機も乗り越えていってくれる頼れる一員となるはずです。
ヒビノは、プロフェッショナルのためのプロフェッショナル集団。いつか、お客様から真っ先に頼られる存在となれるよう、まずは一人ひとりがその道を極めるヒビノ人を目指します。
新入社員諸君。プロが認める、プロであれ。
はい。2020年度入社式の紹介を、ちょっと偉そうに締めくくってみた、広報のhiroでした。皆様、新しい仲間を迎えたヒビノグループをどうぞよろしくお願いいたします。
ヒビノ株式会社2020年度新入社員と代表取締役副社長（前列中央）、取締役常務執行役員（前列中右）、人事グループ長（前列中左）。この記念撮影は、マスク着用のままセッティングを行い、「せーの」でマスクを外したら口を結び、呼吸も抑えてもらって、カメラマン（私）が大急ぎで撮影するという、まるで何かの競技みたいでした。そこそこの記録を叩き出せたのではないかしら。「OKです」の合図で、すかさずマスクを着用。これを笑い話にできる日が、一日も早く訪れることを願っています。
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