おはようございます。ヒビノ広報のhiroです。
本年1月、日本テレビ放送網株式会社様の新しいスタジオ棟が完成し、運用が開始されました。
その名も「日本テレビ番町スタジオ」!
中でもC1、C2と呼ばれる2つのスタジオは、面積約265坪を有する同社最大のスタジオです。
ヒビノグループは、C1、C2スタジオに各3台(全6台)のデジタル・ミキシングコンソールをはじめ、音声システム一式を納入しました!
普通はなかなか目にする機会のないテレビ局のスタジオ棟。
最先端の設備に採用された音声システムを紹介します!
じゃん!
こちらはサブと呼ばれるお部屋、副調整室(サブ・コントロール・ルーム)の音声システムです。音声や映像を調整するための操作室で、番組制作の中枢となるシステムが設置されています。
▲C1、C2のサブに設置した収録用のメインコンソールCALREC「APOLLO」
メインコンソールはCALREC(カルレック)のデジタル・ミキシングコンソール「APOLLO」、サブコンソールは「BRIO.36」という構成です。大型番組の収録や生放送にも対応しています。
放送システムに求められる最も重要な条件は「安定性」です。高水準の安定性に加え、音質、使い勝手の良さをご評価いただき採用となりました。
オーディオネットワークシステム「Hydra2」を構築しているので、ネットワークを介して各ミキシングコンソール間のやり取りができる柔軟性の高さも特徴の一つです。
続いて、こちらはスタジオ(フロア)。収録が行われる空間です。
番組収録では、サブコンで音声をミックスしますが、スタジオの演者やスタッフにも番組のニーズにあった音を聞かせるSR(Sound Reinforcement)が、かかせません。そこで、天井にJBL PROFESSIONALのスピーカー「STX812M」を設置した他、SR用スピーカー「STX835」やSR用コンソールDiGiCo「SD5」が導入されています。
フロアのSR用コンソールDiGiCo「SD5」
フロアのSR用システムは、サブの収録用システムとは別の役割を果たし、スタジオを劇場のような空間にするものです。例えば、音楽番組ではアーティスト向けのモニターとして活用したり、大規模な観覧番組では観客向けの音響システムとして活躍したりします。
番町スタジオは、日本テレビ放送網株式会社様の看板番組や大型番組の収録に使用されています。
音声の技術は、皆様が普段生活されている身近なところに存在している「自然な音」が基本となります。当社グループが提供するモノやサービスは、業務用・プロ向けのものが多いのですが、これら音声の技術は「自然な音」を目指しているのです。
今後も当社グループは、音声システムを核に放送局の番組制作等に貢献していきます。
お客様
日本テレビ放送網株式会社様
C1、C2スタジオ 納入システム
[機材 ブランド名 製品名]
- デジタル・ミキシングコンソール CALREC APOLLO/BRIO.36
- デジタル・ミキシングコンソール DiGiCo SD5
- 2-Wayフルレンジ・ステージモニター JBL PROFESSIONAL STX812M
- 3-Wayフルレンジ・スピーカー JBL PROFESSIONAL STX835
- 同軸2-Wayフルレンジ・スピーカー JBL PROFESSIONAL AWC62-BK
- パワーアンプ CROWN MA-5000i/XTi2002/CSA-2120
- プログラマブル・デジタル・プロセッサー BSS AUDIO BLU-160/BLU-120
- マイクロホンスタンド/ブーム TRIAD ORBIT T3/O1
- コンプレッサー TUBE-TECH CL1B
- ワードクロック・ディストリビューター/コンバーター MUTEC MC-7
運用開始
2019年1月
ウェブサイト
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【製品・商品・サービス】
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