おはようございます。ヒビノ広報のhiroです。
昨年10月26日から28日に浜離宮恩賜庭園で「東京150年祭」が開催され、ヒビノは映像・音響の技術協力を行いました。
メインプログラムの「刻をあそぶ 時空の旅~初音ミク Links Tokyo150~」は、庭園内の潮入池を舞台としたプロジェクションマッピングショーです。
世界で人気のバーチャルシンガー初音ミクさんが、明治、大正、昭和、平成のファッションを身にまとい、この150年間で生まれた名曲39曲を披露!!!伝統と革新が共存する東京の魅力を発信しました。
映像・音響機材とショーの様子についてレポートします!
機材紹介(プロジェクター&スピーカー)
まず、浜離宮恩賜庭園に色あざやかな映像を描き出した映像装置がこちらです。
光出力31,000ルーメンの高輝度レーザー光源プロジェクターPT-RZ31KJを全6台使用しました。1台はウォータースクリーンに、5台は背景の木々に打っています。
▼ プロジェクター PT-RZ31KJ
▼ 池の中のウォータースクリーン(幅30m高さ15m程)に初音ミクさんを投射
▼ 背後の木々には楽曲ごとに色あざやかな映像を投射しました。写真は「リンゴの唄」のとき。
続いて、初音ミクさんの歌声を届けたスピーカーは、CODA AUDIOです。観覧エリアに向け、複数個所に仕込んでありました。観客の皆様は、どの位置にいてもクリアかつ豊かな音を聞いていただけたのではないかと思います。
▲ CODA AUDIO CoRAY4(コラムスピーカー)+ G15-SUB(サブウーファー)。クリアな音を遠くまで届ける優れもの。
▲ CODA AUDIOのマルチパーパススピーカー G-Series(G512-96 + G15-SUB)。コンパクトでハイパワー。小柄な見た目ですが会場内をイイ感じの音量で満たしました。
刻をあそぶ 時空の旅~初音ミク Links Tokyo150~を全曲紹介!
約18分間の上演中、初音ミクさんが着替えた衣装は14着。歌ったメドレー楽曲は、ミクにちなんで39曲で構成されていました。
14着、39曲、紹介します!
▲ 衣装1着目。明治の洋装から始まりました。
1曲目 鉄道唱歌の旅 東海道編
2曲目 花
3曲目 水師営の会見
▲ 衣装2着目
4曲目 カチューシャの唄
5曲目 東京節
6曲目 東京行進曲
▲ 衣装3着目
7曲目 あゝそれなのに
8曲目 東京ラプソディ
▲ 衣装4着目
9曲目 リンゴの唄
10曲目 銀座カンカン娘
▲ 衣装5着目
11曲目 東京キッド
12曲目 東京シューシャインボーイ
▲ 衣装6着目
13曲目 君の名は
14曲目 有楽町で逢いましょう
15曲目 東京だよおっ母さん
▲ 衣装7着目
16曲目 上を向いて歩こう
17曲目 コーヒー・ルンバ
18曲目 銀座の恋の物語
19曲目 いつでも夢を
▲ 衣装8着目
20曲目 こんにちは赤ちゃん
21曲目 鉄腕アトム
▲ 衣装9着目。1964年東京オリンピックの選手団ユニフォーム。曲はもちろん…
22曲目 東京五輪音頭
23曲目 東京オリンピックファンファーレ
▲ 衣装10着目
24曲目 三百六十五歩のマーチ
25曲目 中央フリーウェイ
▲ シルエット(衣装はノーカンかな)
26曲目 土曜ワイド劇場 オープニングテーマ
27曲目 太陽にほえろ!メインテーマ
28曲目 フライデーナイト・ファンタジー(NTV系金曜ロードショー・テーマ)
29曲目 火曜サスペンス劇場 グランド・テーマ
30曲目 必殺仕事人Ⅲ 暗闘者 殺しのテーマ
31曲目 日曜洋画劇場 オープニングテーマ(3代目)
▲ 衣装11着目
32曲目 テクノポリス
33曲目 TOKYO, GO!
34曲目 ダンシング・ヒーロー
35曲目 東京は夜の七時
▲ 衣装12着目
36曲目 ムーンライト伝説
▲ 衣装13着目
37曲目 CAN YOU CELEBRATE?
38曲目 三日月
▲ 衣装14着目
39曲目 千本桜
以上です!
浜離宮恩賜庭園の景観に東京タワーや高層ビル群の夜景とファンタジックな大型映像が合わさった光景は、エレガンスでとても素敵なものでした。
正直、たった3日間で終わってしまうのがもったいないくらい。
何より初音ミクさんがものすごく可愛かったです。
おまけ
普段は公開されていない夜の浜離宮恩賜庭園。雅やかなライトアップや、通路に金魚が泳いでいるように見える足元へのプロジェクションマッピング(当社映像機材協力)なども素敵でした。
▼デジタル金魚。地面を優雅に泳ぐ金魚たち。映像の上に足を踏み入れると金魚が反応し、人を避けて泳ぎまわります。これが結構おもしろくて、小さなお子さんが飛んだり跳ねたりしていたほか、大人もかなり楽しんでいました。
▼三百年の松のライトアップと東京150年祭オブジェ
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