エンタメだけではない!大型映像サービスが活躍する現場
おはようございます。広報のhiroです。
LEDビジョンやプロジェクターなどの映像装置を使い、大規模な映像演出を実現する「大型映像サービス」。
活躍フィールドとしてコンサートやプロジェクションマッピングなどエンタメ系イベントを思い浮かべる方が多いと思いますが、それ以外にもヒビノは、
国連・政府系の「国際会議」
医学・工学等の「学術系会議」
など『コンベンション案件』を多数サポートさせていただいています。
例えば、国際会議では2016年に開催された首脳会議「G7 伊勢志摩サミット」を担当。
学術会議では、日本を代表する医学学会の映像を数多く担当しているのです。
意外でしたか?
今回は、コンベンションの成功を支える映像サービスを探るべく、
「第118回日本外科学会定期学術集会」を取材させていただきました。
私自身、医学学会がどのように開催されるものなのか知らなかったので、フレッシュな目線でお届けします!
はじめに「日本外科学会」とは?
まず、この学術集会を開催する「日本外科学会」は、外科学の進歩普及に貢献するための事業を行う社団法人です。外科医療の向上と学術文化の発展に資することで、国民の健康と福祉に寄与することを目的としています。会員総数は39,945名(うち医師39,943名)。
毎年開催される定期学術集会は、同学会の大きな事業の一つです。
私たちは、進歩する医学と医療の普及により恩恵を受けているわけですね。
ヒビノの映像サービスが、日本の外科医療の発展をお手伝いしている・・・というと大げさかもしれませんが、医学研究の発表という重要な現場をお任せいただけることを社員として誇りに思います。
第118回日本外科学会定期学術集会の開催
本年4月、東京国際フォーラム全館と隣接するJPタワーを会場とし、三日間にわたって第118回日本外科学会定期学術集会が開催されました。
参加者は医師、研修医、医学部生が中心です。
全17カ所の口演会場で、連日100件を超える外科分野における研究発表が行われ、さらにポスター会場と呼ばれるエリアでも同様に数多くの発表が行われます。
テーマは、外科学の新知見、上部消化管、下部消化管、肝胆膵、心臓血管、呼吸器、乳腺・内分泌、小児、救急・外傷、基礎研究・移植再生、栄養・感染症・緩和など。外科学の領域はとても広いですね。
約3,500名の先生方が、外科に関する研究発表をする場。
それが第118回日本外科学会定期学術集会です。素人ながらこの会の重みを感じます。
医学学会における映像サポート業務とは
口演会場の基本的な発表スタイルは、スライドや動画などをスクリーンに上映しながら登壇者が説明するというものです。
ヒビノに求められる主な仕事は、全ての発表(一日100件超)においてスライド等の「発表資料(映像)」を「正確にスクリーンへ映し出す」こと。
簡単に書きましたが、「なんだ、それだけ?」とあなどるなかれ。
その状態へ持っていくまでに、
高品質な映像という当社業務の基本である機材・技術はもちろんのこと、綿密な計画と周到な準備、各所へ配置した大勢のスタッフを連携させスムーズな運営を実行していくコンベンション映像チームならではの工夫と積み重ねがありました。
全てはイベント(学会)の成功のため。
それでは、講演会場の前に「PCセンター」から見ていきます。
次回へつづきます。(また来週お届けします!)
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