おはようございます。広報hiroです。
2月25日(日)、日本最大のマラソン大会「東京マラソン2018」が開催されました。
設楽悠太選手が自己ベストを3分近く縮め2時間6分11秒の日本新記録を樹立するなど、トップランナーが繰り広げる戦いは白熱を極め、大注目のレースでした!
約36,000人のランナーが東京の観光名所を駆け抜け、
約11,000人のボランティアが各所で運営をサポートし、
100万人以上の観客が沿道から声援をおくりました。
ヒビノは、今年も東京マラソンの大型映像をサポートしています。
東京マラソンウィーク、東京マラソンEXPO、プレスカンファレンスなどの関連イベントに始まり、大会当日はコース各所や表彰式会場でヒビノの映像が大会を盛り上げました!
アボット・ワールドマラソンメジャーズの一つである東京マラソンは、世界中のランナーが憧れるマラソン大会です。
マラソン未経験者でも「東京ならば走ってみたい」とチャレンジする人だっています。まさに私がそうでした(2016年大会にて人生初マラソンを経験しました!)。
東京マラソンを走ることは、もうそれだけで「超特別」なのですが、映像演出は人生の感動体験をよりプレミアムなものにします。
それでは、簡単ではありますが、ヒビノの映像をドドンと紹介します!
遅くなっちゃってすみません!(今が4月だなんて信じられない)
- 1【スタートエリア・新宿】
スタートの感動と興奮を盛り上げる映像サービス。最新の車載型LEDディスプレイを運用
- 2【10km & 28.5km地点・日本橋交差点】
車載型LEDディスプレイでレース状況を中継!
- 3【フィニッシュ(42.195km)・東京駅前・行幸通り】
フィニッシュを彩る映像演出。全8面のLEDディスプレイを活用し完走ランナーをたたえる!
- 4【表彰式会場・丸ビル】
ステージイベントで大型画面を運用
1.【スタートエリア・新宿】
スタートの感動と興奮を盛り上げる映像サービス
最新の車載型LEDディスプレイを運用
▲RIGGING MOVER MINI。LEDスクリーンG8。203インチ(W4,480mm×H2,560mm)
スタートは、全ランナー36,000人が集まる唯一の場所です。
これだけの人が並ぶと、その列は約1kmに及びます。
一番前、スタートゲート付近では開会セレモニーなどが行われますが、その様子は最前線のランナーにしかわかりません。こんな時に活躍するのが大型映像です。後方のランナーや沿道の観客に向け、最新の車載型LEDディスプレイ・システムRIGGING MOVER MINIを設置。セレモニーの様子や号砲と同時に飛び出していくランナー、さらにはLEDスクリーンを見るランナーご自身の笑顔を生中継しました。
生で見るスポーツの迫力や感動は何ものにも代えがたいですが、種目によっては、競技フィールドが広大だったり、観戦エリアが離れていたりと、必ずしも目の前で観戦できるわけではありません。それを補えるのが映像。参加者や観客のみなさまに、より競技を楽しんでもらえるよう映像を最大限に活用します。
9時5分、車いすスタートの瞬間です。
みなさん食い入るように大画面をご覧になっていました。
9時10分、ついにマラソンがスタート!
みなさん!
行ってらっしゃい!
東京を楽しんできてください!
お怪我のないよう!!!頑張ってーーー!!!
全ランナーのスタートを見送り、時刻は9時35分。
一息つく暇もなく撤去作業を開始。
10時15分には撤去を完了し、新宿を後にしました。
大会のために道路を封鎖できる時間は細かくきまっているので、はっきり申し上げまして、時間に余裕はありません。そんなスポーツの現場では「設置」も「撤去」もスピーディーに対応できる新機材RIGGING MOVER MINIが活躍します。この日も、その能力を発揮しました。
2.【10km & 28.5km地点・日本橋交差点】
車載型LEDディスプレイでレース状況を中継!
▲6mmピッチLEDディスプレイ。170インチ(W3,600mm×H2,400mm)
日本橋交差点は、マラソンランナーが2回走り抜ける地点です。
まずは10km地点として通過するポイント。そして、浅草・両国を駆け抜け門前仲町で折り返し、再び日本橋まで戻ってくるのです(2回目は28.5km地点)。
当たり前ですが、日本橋交差点からはスタート(新宿)もフィニッシュ(東京駅前)も見えません。いまレースがどんな展開になっているのか、沿道のみなさまに向けて進行状況をお届けしたほか、ランナーへエールの気持ちを込めてその雄姿を放映しました!
3.【フィニッシュ・東京駅前】
フィニッシュを彩る映像演出。全8面のLEDディスプレイを活用し完走ランナーをたたえる!
前大会からフィニッシュとなった「東京駅前・行幸通り」。
最後の直線、約200メートルの間に設置したLEDディスプレイの数は全8面。
42.195kmの走破をたたえ、一人ひとりの感動のフィナーレを盛り上げました。
まずはフィニッシュで一番大きいLEDスクリーン、車載タイプのRIGGING MOVER Jr.です。
競技中継のほか、画面前のステージで行われた簡易表彰やインタビューも放映しました。
▲▼RIGGING MOVER Jr.にLEDスクリーンG8を搭載。252インチ
▲画面前のステージにて車いす男子の優勝を飾った山本浩之選手に小池百合子都知事から金メダルが贈られる様子を放映。
続いて、コース両サイドを彩るバナータイプのLEDスクリーン。計4面。
この横長の画面には、主に大会ロゴやアニメーションなど、フィニッシュを鮮やかに彩る映像を放映していましたが、上位入賞者がフィニッシュするときは、国や名前などの情報を表示し、選手を迎えました。
LEDスクリーンVB-9。W5,486mm×H914mm×4式。フィニッシュに向かってコース右に2式▲、コース左に2式▼
▲フィニッシュへ迫る中山和美選手(車いす女子6位)
▲設楽選手のフィニッシュ直後
次はRIGGING MOVER Jr.の向かいに設置した置き型のLEDスクリーン。
車載型の場合は画面をリフトアップし、より大勢の観客に映像を届けることができますが、こちらの画面はランナーの視線に自然と入ってくる高さです。
長い道のりを走りぬき、完走目前となったご自分の雄姿がビジョンに映ると、笑顔で手を振ってくれるランナーが大勢いらっしゃいました。完走おめでとうございます!
▲LEDスクリーンG-8。173インチ(W3,840mm×H2,560mm)
そして、フィニッシュの後。
フォトブリッジにもLEDスクリーン2面を設置しました。
フォトブリッジとは、報道関係者が上って撮影を行う橋です。
ランナーの導線上にあり、完走者は必ずこの橋の下を通り抜けていきます。この画面でもランナーに向けた様々な映像を放映しました。
▼設楽選手のフィニッシュ直後、感動の瞬間です。フォトブリッジのLEDスクリーンにでた「日本新記録」の映像を見て、さらに鳥肌が立ちました。
▼見事、完走したランナーに向け「完走おめでとうございます」といった祝賀メッセージや導線案内などの情報を発信しつづけました。
4.【表彰式会場・丸ビル】
ステージイベントで大型画面を運用
最後に紹介するのは丸ビル・マルキューブです。
特設ステージの映像をサポート。
表彰セレモニーが行われたほか、前日のステージイベント等でも活躍しました。
▼表彰式では、映像はもちろん表彰選手の情報(名前・記録等)を映し出し、場内のみなさまにセレモニーの進行を分かりやすくお届けしました。
▼ステージイベントがない時間帯では大会の進行を放映。写真はフィニッシュエリアで行われた設楽選手の簡易表彰を生中継しているところです。
▲LEDスクリーンBlackOnyx3。W3,500mm×H2,000mm
映像は人生の感動体験をよりプレミアムにする
ヒビノが東京マラソンの映像をサポートして5年、2018年大会も36,000人分のドラマがありました。たくさんの感動をお届けできたのではないかと思います。
スポーツイベントにおける映像演出の役割や可能性は、映像技術の進化とともに拡大しています。ヒビノはこれからも東京マラソンをはじめ、様々なスポーツイベントでより多くのみなさまにリアルな熱狂をもって感動をお伝えできるよう、大型映像を活かした革新的な映像演出を追求し、サポートしていきます!
東京マラソン2019は、2019(平成31)年3月3日(日)ひな祭りの開催予定です。
(従来、東京マラソンの開催日は2月の最終日曜日でしたが、2019年大会以降は3月の第一日曜日に変わります。)
2019年もまたお会いしたいです!
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