おはようございます!広報のかっぴーです。
11月28日(日)に中野サンプラザで東京都教育委員会・東京都高等学校文化連盟主催の高校生バンドコンテスト「令和3年度 東京都高等学校文化祭軽音楽部門 中央大会」が開催され、当社は社会貢献活動の一環として大型映像サービスを担当しました。
音と映像の会社として若年層の音楽活動の振興・発展のお手伝いを目的としています。
今年で14回目となる同イベント初となる大型スクリーンをステージに設置しました。
学生の皆さんの熱のこもったステージを彩り、一瞬の動きや表情を観客に伝える役割を果たした大型映像サービスと当日の様子をレポートします。
地区大会を勝ち抜いた高校生バンドが競い合う「東京都高等学校文化祭軽音楽部門 中央大会」
こちらのイベントは、東京都高等学校文化連盟加盟校から各校1バンドがエントリーでき、演奏技術やステージパフォーマンスを競い合います。
東京都高等学校文化連盟とは東京都内高等学校等の生徒の芸術・創造活動の充実・向上、国際都市東京にふさわしい文化活動の振興・発展のために活動している団体で、演劇部門や書道部門、将棋部門など計17部門に分かれています。
今年の総エントリー数は68バンド。そこから地区予選を勝ち抜いた25バンドが中野サンプラザのステージに立ちました。
会場に到着すると、舞台裏でお手伝いをしている学生の皆さんがすれ違うたびに「こんにちは」とあいさつをしてくれ、朝から元気な気持ちになりました。
ステージを彩るコンテスト初の大型スクリーン!
ヒビノはステージ中央の大型スクリーンを設置し、オペレートを担当しました。
スクリーンは275インチ。存在感がありステージを一気に華やかにします。
スクリーンに投影するプロジェクターはPanasonic PT-DZ21K。2万ANSIルーメンです。バックアップ用もあるので2台です(▼)。
客席一番奥に映写室がありプロジェクターからスクリーンまでが離れているため、ピント調整には望遠鏡を使用します(▼)。
こちらはステージ袖のオペレート席です。3台のカメラの中継映像や各バンドの紹介画像の切替えなど、最終的にスクリーンに映し出す絵のコントロールを行います。
中継映像は撮影しているカメラによって色合いが若干異なるので、スクリーンの映像が切り替わっても自然なよう、一度補正してから投影します(▼写真右のスタッフが担当)。
違和感のないきれいな映像を映し続けるという当たり前なことを、入念な準備と丁寧なオペレートによって実現しています。
バンドの魅力を加速させる大型スクリーンに映る演者の表情!
演奏前に、バンドと曲の紹介が大型スクリーンに映し出されます。
とても楽しみにしていた演奏ですがレベルの高さに驚きました。
オリジナル曲を披露するバンドが多く、コロナ禍でうまくいかない学校生活や部活動、日常生活の悩みや、生きづらさ、失恋、または喜びや夢、一歩踏み出す勇気など、さまざまな自分の感情と向き合い、歌詞に昇華していました。それらの思いは思春期特有のものというより、とても普遍的で私自身も共感や、気付かされるものがあります。
大型スクリーンに演者の細かい動きや表情が映し出されるため、会場後方からもステージの臨場感をダイレクトに感じることができ、バンドごとの世界観に引き込まれました。
初めてステージに大型映像を設置したことでこれまでにない演出ができ、参加された生徒や教員の皆さんも喜ばれていたそうです。
このステージを作り上げることができる皆さんの努力と才能を発揮できる機会があること、そしてそれをサポートできたことに大きな意味を感じます。
出場された皆さん、熱いステージをありがとうございました!
何かに全力で取り組んだ経験は、それからの人生においてかけがえのない思い出、そして心の支えになると思います。
学生の皆さんにはこの中野サンプラザのステージに立ったことを忘れずに、これからも音楽がそばにあるような人生を歩んでほしいと勝手ながらに思いました。
そしてまた音楽を通して再会できますように。
本実績の担当は
コンサート・イベント大型映像サービスの当社ヒビノビジュアル Div.
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