こんにちは。広報のhiroです。大変ご無沙汰しております。
暑い日が続いていますが、みなさまお元気でしょうか?
さて今回は、本年1月から半年間にわたって大規模な改装工事が行われたイベントホール「横浜アリーナ」に新規導入された映像システムを紹介します。
横浜アリーナ正面に大画面「ヨコアリビジョン」が登場!
今回のリニューアルで一段と目を引くのは、横浜アリーナの正面に新設された大型ビジョン。
その名も「ヨコアリビジョン」です。
横浜アリーナの新たな演出装置として注目を集めています。
画面の大きさは、幅8.1メートル×高さ4.8メートル(約366インチ)。
採用されたのは9mmピッチLEDディスプレイ「F9L」です。
ヨコアリビジョンでは、開催されるコンサートのタイトル動画やミュージック・ビデオ、インフォメーションなどが放映されます。
入場前のお客さまにも楽しんでいただこうという新演出です。
これから始まるコンサートへ向けたワクワク・ドキドキが掻き立てられますね。
また、公演のない日にも、インフォメーションやCMなどが放映されます。
現在、横浜アリーナの公式マスコット「ヨコアリくん」をテーマにした“ウェルカムメッセージ”が数種類、放映されていますが、これらの作品は同館の近隣にある横浜デジタルアーツ専門学校の学生が制作したものです。
クリエイターを目指す若者をバックアップする横浜アリーナの活動は、地域を大切にし、地域と共に歩んできた同館らしい取り組みと感じました。
こちら(↓)はビジョンの裏側です。館内2階から撮影しました。
LEDディスプレイは館内(屋内)に設置されており、横浜アリーナのガラス越しに画面を見る形となっています。
また、ヨコアリビジョンは一つの大きな画面に見えますが、実は縦長の画面が4つ、窓のフレームをよけながら設置されています。
画面と画面の間に、幅20センチほどの隙間が空いている状態ですが、それでも上映しているコンテンツが一つの画として違和感なく見えるのはプロセッサー(DLC-401)の制御機能によるものです。
ヨコアリビジョンの重さは、520キログラム。
このサイズにして、この重量・・・。実はとっても軽いのです!
常設用のLEDディスプレイ・システムで、360インチクラスの大きさとなると2,000kgくらいは普通といえますので、軽量は大きなポイントです。
また、同ビジョンに採用されたF9Lは、当社のコンサート・イベント映像部門が有する機材の一つでもあり、コンサートや展示会などで多くの運用実績を重ねてきた機種でもあります。
軽量なシステム設計やライブでの運用実績などをご評価いただき、弊社にてLEDディスプレイ・システムを納入させていただきました。
屋外や館内ショップにも「デジタルサイネージ」を新設
横浜アリーナの建物前(屋外)に設置された「デジタルサイネージ」2台も、新たに登場した映像システムです。
スケジュール、イベントの告知動画、インフォメーションなどの情報が表示されます。
さらに、横浜アリーナ館内にある売店「アリーナショップ」も一新され、デジタルサイネージが登場しました。見やすいメニュー表示が好評です。
これらの映像システムも弊社にて納入させていただきました。
映像システム以外にも、全館照明のLED化、各階ロビーのデザイン一新、ボックス席や控室の更新、トイレも全ての個室にシャワー式が導入されるなど横浜アリーナの内部は大きく改装され、より快適な空間となっています。
1984年の開業以来、国内外のアーティストによる音楽コンサートやイベントが開催され、感動の音楽シーンや歴史的瞬間が生まれてきた「横浜アリーナ」。
新生横浜アリーナでもさらなる感動や伝説が築かれていくのですね。
私も、大好きなアーティストの横浜アリーナ公演が待ち遠しいです!
みなさまも横浜アリーナへお出かけの際は、コンサート・イベントに熱狂いただき、新生横浜アリーナをご満喫ください!
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