今年、設立55年を迎えるヒビノ。
日本のコンサート音響を確立した草わけであり、国内初のコンサート映像演出を実現したパイオニアでもあります。
感動をより多くの人に伝えるため。
興奮をよりダイレクトに届けるため。
半世紀以上前から変わらぬ情熱を抱き、日本のエンターテインメントの発展とともに突き進んできました。
現在、年間7,500件以上のコンサート・イベントを支えるヒビノという会社のメカニズムを、2018年度の実績数字からひも解いてみようと思います。
年間7,592日のライブをサポート
まず、音響・映像をサポートしたコンサート・イベントの本番日を数えたところ、一年間で7,592日だとわかりました。
平均すると一日20件を超える現場で、ヒビノのPAエンジニアと映像エンジニアがライブを支えていたことになります。
膨大な数の現場で培った技術と経験値は、ヒビノの信頼を確かなものにしているのです。
担当アーティスト540組
一年間に、コンサートを担当させていただいたアーティストの数です。
レギュラーでサポートするアーティストも多く、長年の信頼関係の現れといえますね。
また、集客力のある人気アーティストを数多く担当していることは、次の数字から見て取れます。
ドーム・コンサートの75%、
アリーナ・コンサートの54%をサポート
2018年度にドーム会場で開催されたコンサートは全220公演です。このうち165公演をヒビノがサポートしました。
アリーナ会場で開催されたコンサートも54%をサポートしています。
エンターテインメントの最前線である大規模コンサートや、チャレンジングな現場に、ヒビノを必要としていただける理由。
それは「高度な運用技術」と「最新鋭の機材」を合わせ持つ、対応力の高さが挙げられるのではないでしょうか。
スピーカーの保有数は3,952台
LEDディスプレイの総面積は7,940㎡
コンサート・イベント用に保有する機材の一部を数えてみました。世界トップクラスといわれる機材力をお感じいただけると思います。
ちなみに、スピーカーを鳴らす業務用パワーアンプの保有数は2,360台でした。
LEDディスプレイ(画面)は、テニスコートに換算すると41面に匹敵する物量です。システムの心臓部であるLEDプロセッサーを内製していることから、画質・安定性、使い勝手の面で優位性を持つことも特徴といえます。
ヒビノグループが輸入代理権を有する80ブランドの機材は、低コストで先行導入が可能なことも、コンサート・イベント事業の強みを押し上げています。
さらに、優れた技術者も豊富です。音響・映像をあわせ200名以上のエンジニアが在籍しています。
質・量ともに圧倒的な「機材」と「人材」で迫力に満ちたステージのバックアップに努めるヒビノ。ドーム・スタジアム規模のコンサートなら同時に5会場を担当できます。
「機材力」と「人材力」を両輪に、膨大な数の現場を実現させているのです。
顧客リピート率79%
これは、前年度に引き続き、継続発注されたお客様の比率です。
強固で優良な顧客基盤は、半世紀以上の実績によって育まれた信頼の証ですね。
はい。
大きく5ジャンルの数字からヒビノのコンサート・イベント事業について探ってみましたが、規模、強みなどを少し感じていただけたでしょうか。
いつの時代も、やるからにはNo.1を目指し、新しい価値と体験の創造に挑戦してきたヒビノ。私たちの仕事は、常に大勢の人々の感動とともにありました。
そして今、ヒビノグループはエンタテインメントの枠を超え、皆様の幸せな毎日、安心・安全な暮らしに貢献する企業グループへと変革しようとしています。音と映像でできること、その可能性は無限です。新しいステージでの挑戦を、このBREAK TIMEでお届けできる日はそう遠くないはず。どうぞ、これからのヒビノグループにもご期待ください!
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