エレクトリが「AV&ネットワーク基礎セミナー」を開催。電気、音響、映像、AVシステム、コンピュータ、ネットワークまで幅広い基礎知識を習得する!

おはようございます。ヒビノ広報のhiroです。

McIntoshなどのハイエンドオーディオ機器や、AMXなどプロ用音響・映像・制御機器の輸入販売、システム設計を行う株式会社エレクトリが、4月10日(水)から2日間にわたりお茶の水で「AV&ネットワーク基礎セミナー」を開催しました。


会場には60名の受講者が集まり、電気、音響、映像、AVシステム、コンピュータ、ネットワークまで広域な分野の基礎知識を習得します。


AV設備業界に必要とされる基礎知識を効率よく学べるプログラムとあって、受講者は音響、映像、ITなどAV設備に関わる方が多く、中にはこれから従事される方もいました。ちなみにグループ会社のヒビノからも毎年、若手社員を中心に数名が受講しています。本年は私も参加させてもらいました!


実はこのセミナー、もともと新入社員教育として始まった『社内講座』でした。基礎が分かりやすく網羅されているため、「おもしろそうだから参加したい」「講座を開放してほしい」との声がお客様から集まり、2002年、社外へ向けてスタート。今回が第17回です。通算で約800名が受講し、多い年は90名規模で開催しました。


スタートの経緯からか、講義に宣伝要素はゼロ。商品の話は一切ありません。とにかく有益な「情報」と「知識」の提供に特化したカリキュラムになっています。


▲「AV&ネットワーク基礎セミナー教本 2019」(発行:エレクトリ/非売品)


講義は、配布される教本(↑本編232ページの手作りテキスト)をベースに進みました。

技術は常に進化し、規格も次々と変わりますから、開催のたびに掲載内容を見直し書き換えているそう。2019年版には17回分の情報が詰まっているわけです。分厚い教本をめくりながら「これはバイブルになる!」と一人密かに興奮しましたね。


講師を務めるのは、エレクトリの柏倉勉さん。教本の著者もこの方です。


受講者のキャリアはバラバラですから、あくまでも基礎に重点を置きながら、より専門的な応用編まで、図や写真、動画も使って分かりやすく解説してくれました。


カリキュラムは、大きくこんな感じ。


1日目

1. 電気基礎

2. 電気計測

3. 音響基礎

4. 音響機器

5. 音響応用

6. 映像基礎

7. 映像機器

8. 映像応用


2日目

9. AVシステム

10. コンピュータ基礎

11. ネットワーク基礎

12. 無線ネットワーク

13. ネットワーク応用

14. 各種規格



そもそも、なぜ「幅広い分野」の「基礎」に特化するのでしょうか。


特定分野の専門家である「スペシャリスト」ではなく、広範な専門知識を持つプロフェッショナル、つまり「ゼネラリスト」がこれからのAV設備設計には求められる、と柏倉さんは言います。


「近年のAV設備は映像・音響機器の他にPCやネットワーク機器、マルチメディア機器など様々な機器を含んだシステムです。用語や機器の機能など『基礎』を固めることで、皆様がこれから関わっていくAVシステムを理解できるようになりますし、新たに登場する技術も理解できます。一つの道を極めることはもちろん大切ですが、基礎知識を広く持つことで、さまざまな物件や事象に対応できるようになります。私が目指すところもゼネラリスト。知識を蓄えるほど、いかに自分が知らないかを知る…という実体験があるので、基礎をしっかり伝えていきたい」と話してくれました。


基礎がなければ、いつか行き詰ります。本当に大事ですね。


ちなみに、ヒビノグループはプロフェッショナル集団ですが、どちらかといえばスペシャリスト(その道のプロ!)が多く集まっています。そんな中でゼネラリストが在籍する部門、ゼネラリストを生みだす部門がいくつかありまして。音響・映像システムの設計はもちろん制御システムのプログラム制作まで、設備設計に必要な知見を豊富に持ち、活躍するのが講師の柏倉さんです。ヒビノグループのゼネラリスト代表格だと思っております。




ここでセミナーの「口演スタイル」(プレゼン手法)について、話題を脱線します。


セミナーは「教本」と「スクリーン映像」、2つの資料を使って進みました。


教本は、書籍としての機能が考え抜かれていて、実務で困ったときに役立つものです。

一方、会場前方のスクリーン映像は、後ろの席からも見やすい作りで解説やポイントが表示され、講義の分かりやすさが増すほか、動画などでより理解が深まる仕組みになっていました。


「配布」と「上映」の2つの資料。

本来、役割が違うので、それぞれの目的にあわせて作るのが理想的です。

ものすごく親切で、本当によく練られた作りだと感じたのですが・・・これ、ものすごーく手間のかかる手法です。


私は、広報・IR用の説明資料を作ることが多くあります。その際、『制作物』とその向こう側にいる『受け手』の両者に対する「愛」を持って取り組むことをモットーとしています。座右の銘は「神は細部に宿る」です。配布資料と上映資料をそれぞれ最適な形で・・・と実践したこともありますが、書籍232ページ分には絶句!!!情熱なくして、なせる業じゃないですよ。「より有益な講義にしたい」というエレクトリの熱意に尽きる!と感じました。


えーっと、熱を込めて脱線しましたが、締めますね。



2日間の講義を終え、頭はパンパン!(私の場合はこぼれ出ちゃったかなー)

専門学校の授業みたいで興味深かったです。


最後は、参加者に修了証が発行されました。私の分も用意されていて「社内なのにすみません!」とかいいつつ、内心はかなり嬉しかったです。さらに受講の記念としてモバイルバッテリーがプレゼントされました。(↓)


▼セミナー開催メンバー。右から、主催責任者の安井芳史部長、丸二日間ほぼ立ちっぱなしで講師を務めた柏倉勉次長、AMX営業担当の髙瀬唯さん。(株式会社エレクトリ)



まとめ。

基礎なくして実践なし!

原点に立ち返る、学び多き2日間でした!


音響、映像機器はもちろん制御機器のプログラム制作やネットワーク構築まで、AVシステムに必要なあらゆる知見を持つ「エレクトリ」ならではの講座。


AV設備業界で、これからゼネラリストを目指す皆様におすすめです。




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