おはようございます。ヒビノ広報のhiroです。
新元号が発表された4月1日(月)、本社でグループ合同の入社式を開催しました。
2019年度はグループ5社、24名の新卒社員が入社します。
まるでコンサート?!先輩社員たちの本気を見た
さて、お話は少々さかのぼりまして、開式まで一カ月を切ったある日のこと。
日比野社長から「ヒビノらしい入社式にする」とのテーマが発せられました。
私が記憶する限り、当社グループの入社式は正統派スタイル。一般的な式だったはずです(ちなみに前年度はこんな感じ)。人事部はきっと2019年度も同様の開催を計画していたことでしょう。青天の霹靂だったかもしれません。
しかし!!!
何を隠そう、私たちはヒビノグループ。
エンターテイメントを裏で支えるプロフェッショナル集団です。
あらゆるイベントのコンサルティングを手掛けるプロデュース部を中心に、映像、音響、照明まで、その道を極める精鋭たちが結集しました。制作期間は一ヶ月足らず。それぞれ、自分の現場と平行しながら『ヒビノグループにしかできないオンリーワンで楽しい入社式』の実現に向け、準備・調整を進めていったのです。
人材の豊富さもさることながら、「機材力」も当社の特長です。システムは全て当社の保有機材で構築しました。
入社式会場でひときわ目を引いた機材といえば、この美しいLEDディスプレイ・システムのステージでしょう。壁も床も「画面」でできており、鮮やかな映像を映し出します。
壁面は、2.84ミリピッチ高精細LEDスクリーン「BlackOnyX2」(サイズ:幅5,000mm×高さ3,000mm)。床面は、4.76mmピッチ・フロアタイプLEDスクリーン「Black Marble 4」(サイズ:4,267mm×3,048mm)です。
もう、これだけでド派手・・・もといド迫力ですよね!
会場後方のオペレートブースに目を移してみます。
システムが一番大がかりだった「映像」は、3名のオペレーターが送出やスイッチングなどを行いLEDスクリーンに映し出す画をコントロールしていました。
▼続いてこちらは「音響」。登壇者、役者、司会者などのマイクロホンをはじめ効果音、BGM、映像素材の音などをコントロール。後述しますがライブ動画を再生したときの出音には心が震えました。ミキシングコンソールはSoundcraftのSi Performer 2です。
▼そして「照明」。LED照明システムは登壇者を照らすだけでなく、デザイン的な光を空間に描き出し華やかに演出します。この照明とLEDスクリーンの映像が合わさると、『ここはコンサート会場か?』と思うほどでした。ライティングコンソールは、AVOLITESです。
そしてこのイベントの企画、演出、進行を担った「プロデュース」。ブース後列の中央に1名、ステージ周り等で2名が進行を細やかにフォローし、この入社式をスムーズかつ着実に運営していきました。こうやってイベントを開催するたびに強く思うのですが、彼らがプロデュースしてくれるときの安心感といったらないですね。
ちなみに、今回は自社グループの入社式だったので機材とそれを操作する先輩社員エンジニアがよく見えるような配置にしています。手前味噌ですが、カッコいいですよねー。閉式後には見学説明も行いました。
入社式の幕開けはエンターテインメントショー!
入社式は、ヒビノグループの得意分野である音響・映像・音楽・ライブを活用したショースタイルの会社紹介から始まりました。
1964年の設立以来、ヒビノは日本の音楽文化、映像文化、エンターテインメントの発展とともに成長してきました。創業から一貫して流れる時代の一歩先を見る目と、失敗を恐れないチャレンジングスピリット、創意工夫を重ね最高を追い求める情熱、その根底に息づくものづくり精神。そうして、いくつもの日本初・世界初を生みだし、常に業界の先頭を走り続けてきたのです。
そんな『挑戦の連続の歴史』と『現事業の特長と強み』を25分間の物語にし、ステージショーで上演しました。
プレゼンターは役者によるストーリーテラー(↑)とバーチャル社員のアイダさん(↓)です。
アイダさんは、当社の管理本部に勤務する入社3年目の社員(という設定)。余談ですがこのシーンの背景は、本当に当社グループの事務所内の風景でした。当然、新入社員はだれも気づかなかったと予想しますが、こーゆーとこ好きだわーと思いました。
アイダさんは先輩として、新入社員のみなさんに楽しく、明るく、分かりやすく当社グループを知ってもらおうとショーの要所要所に登場します。ストーリーテラーと会話を交わしたり、ちょっと聞きにくいような質問を投げかけたり、突っ込んだり。ヒビノという会社について、ぐいぐい掘り下げてくれました。
また、このショーの中で「魅せるコンサート」の例として1分19秒の実績動画を再生する一コマがありました。この事例は、LEDスクリーンやプロジェクターといった大型映像装置がコンサート・イベントの演出において「驚異的な力」を発揮することを実感できる、強烈な説得力をもった動画なのですが、この日はCODA AUDIOのスピーカーから発せられる「音」の迫力もものすごくて、ライブさながらの興奮を覚えました(ライブビューイングではなく、あえてライブさながらと強調したいほどグワワワッと気持ちが高ぶりました!!!)。映像×音でコンテンツの迫力は無限大に増幅するんですね。
この動画、実は長さ違いで3パターン用意していたのですが、こんなことなら2分22秒の最長Ver.にすれば良かったです。次回(?)に活かします。
新入社員のみなさんには、趣向を凝らした演出で楽しく当社グループを知ってもらっただけでなく、エンターテインメントを裏で支えるプロ集団として世の中に感動をとどける自社業務の一端を体感してもらえたのではないかなと思います。
社長からお祝いと激励「イノベーションをおこす人に」
代表取締役社長日比野晃久の祝辞では、入社式であえて会社説明のステージショーを上演した理由について、その中に“伝えたいメッセージ”があったからだとし「それはイノベーションです」と告げました。創業から現在まで、社員が一丸となってイノベーションをおこし続けてきたからこそ今のヒビノがあること、そして当社が目指す『世界のヒビノ』についてお話しし、「皆さんにはイノベーションをおこす社員になってほしい」「ともにイノベーションをおこし世界のヒビノを築いていきましょう」と激励と期待を込めたメッセージを贈りました。
辞令交付は光輝くLEDディスプレイのステージ上で!
続いて辞令の交付。新入社員は一人ひとりLEDスクリーンのステージに上がって社長から辞令を受け取ります。
正面(壁面)のLEDスクリーンには進行にあわせて新入社員の名前を表示しました。自分の名前と配属が大画面にカッコよく飛び出してくるなんて、みんなビックリしたかもしれませんね。床のLEDスクリーンに映し出されるふわふわとした光の映像は、ワクワク感を盛り上げるとともに壇上の人の立ち位置や動きを示すガイドにもなっていました。また場内に流れるBGMは「希望」や「始まり」を連想させ、この特別なひと時をよりドラマチックなものにしてくれました。
新入社員から決意表明「音と映像で世の中の役に立つ」
新入社員代表挨拶では、「私たちは音響、映像、イベント等の仕事を通じてお客様に感動を与えたい、世の中の役に立ちたいという夢を持ち入社いたしました。この気持ちを忘れることなく、チャレンジ精神と若さを持って全力で仕事に取り組みます」と決意を力強く宣言しました。
まずはその道のプロフェッショナルを目指します!
新入社員に入社式の感想を聞いたところ、「音と映像をふんだんに使った素晴らしい演出でヒビノグループに入社したという実感がわきました」「想像をはるかに超えていて感動しました」「早く自分もオペレートできるようになりたいです」などと答えてくれました。
上の集合写真は、閉式後の記念撮影です。
後ろ二列が新入社員、前列は役員ですね。
新元号「令和」が発表された直後に撮りました!
今後、彼らは新入社員研修を経てそれぞれの配属先へ着任していきます。
ヒビノグループは、プロフェッショナルのためのプロフェッショナル集団です。当社グループの一員としてまずはその道のプロになることを目指し、経験を重ね、技巧を身につけ、新戦力として活躍していってもらえるよう人材育成にも力を入れていきます。きっとこの新しい時代をリードする人材となってくれることでしょう!
以上、2019年度ヒビノグループ入社式の紹介でした。
みなさま、新しい仲間が加わった当社グループをどうぞよろしくお願いいたします!
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