予測できない災害をリアルに体験し、有事に備える。全国初のVR(バーチャルリアリティ)防災体験車『VR BOSAI』に当社製LEDディスプレイ・システム等を納入。

おはようございます!広報のHAMMERです。

4/21(土)東京消防庁消防技術安全所一般公開 『~消防科学ってなぁに? 家族・地域を守るために~』にてバーチャルリアリティ(VR)防災体験車『VR BOSAI』がお披露目となりました。


VR防災体験車『VR BOSAI』とは、都民の防災意識の向上や、備えへの意識啓発、防災訓練への参加促進を目的に作られた次世代の防災体験車です。揺れ・振動を体感することが出来るモーションシート、360度のバーチャルリアリティ映像を見ることが出来るヘッドマウントディスプレイをはじめ、風や匂い、熱気を体感できるような技術が結集しています。

VR BOSAIの外観。白のラインが入った目を引くデザインでとてもかっこいいです。

ちなみに、車両のナンバープレートは東京五輪の特別仕様(しかも119)でした!


ヒビノは、『VR BOSAI』に当社製LEDディスプレイ・システム及び5.1chサラウンドシステムを納入いたしました。

*主な納入機器

<LEDディスプレイ>

 ■ChromaVision39

  *画面サイズ :W2,500mm×H1,500mm(115インチ)

  *ピッチ   :3.9mm

<5.1chサラウンドシステム>

 ■JBL PROFESSIONAL

 -Control 23-1(2WAY フルレンジスピーカー)

 -Control SB-2(サブウーファー)

 -Control 25-1(2Way フルレンジスピーカー)

    ■CROWN

  -DCi 8|300N(パワーアンプ)

『VR BOSAI』に設置した3.9mmピッチLEDディスプレイ(ChromaVision39)。主にVR体験前の気持ちの高揚や、注意事項、東京消防庁の広報CMの放映に活用されています。災害時にはテレビ放送や緊急メッセージを流すことも出来ます。外からは見えませんが、ChromaVision39の下には映像用のスピーカーも取り付けられています。

また、『VR BOSAI』は移動車でもありますので、移動中の振動や体験中の振動にも耐えられるよう、LEDディスプレイを設置する際に、緩衝剤としてゴムを取り付けています。これは今までの施工経験からの工夫が反映されています。


ヘッドマウントディスプレイの映像やモーションシートの振動に加え、天井、モーションシートの背面および下部に取り付けられたJBL PROFESSIONALのスピーカーから出る迫力のある音で、より一層臨場感が増します。


■VR BOSAIを体験してみた!!

今回、お披露目とは別日ですが『VR BOSAI』を実際に体験させていただきました。

私は『地震』『火災』『風水害』の3つを体験しました。

体験時はモーションシートに座り、ヘッドマウントディスプレイを装着します。360度見渡すとそのシーンが広がっているので、自分がその場所にいるような感覚になります。振動も伝わってくるので、歩いている時・車に乗っている感覚などとにかくリアル


火災の体験時には火に近づくシーンがあるのですが、すぐそこに火があるかのように熱さを感じます。風水害の場面では、風と水がかかるのですが思わず手で顔を覆ってしまいました。(そんなに大量の水がかかるわけではありません)


リアルに体験することで、実際に災害にあってしまった際にどのようにしたらよいのか、どのような事に注意しておかなければならないのかを改めて考える機会になりました。

*ちなみに、私は体験後に家の棚につっぱり棒を設置しました!


『VR BOSAI』は、今後都内自治体などの各種行事の防災技術指導、広報活動等を担っていきます。なんと稼働は既に300日以上を予定しているとのことですので、みなさんの街に来たらぜひ体験してみてください。そしてChromaVision39の画面もじっくりご覧ください!


ちなみに…

消防技術安全所では業務内容を広く理解してもらうために、施設および検証・研究成果を年に1回一般公開しています。今回はドローンによる飛行実演をはじめハイパーレスキュー隊の救助救出演技ほか、展示・体験・実演を見ることができました。もちろん防災意識も向上しますが、小さいお子さんたちは普段見られない車などに目をキラキラさせていました。

はしご車搭乗体験の様子。本当に上まで上昇していて迫力がすごかったです。

              (高さが伝わるでしょうか…)


【関連リンク】

ヒビノ製LEDディスプレイ・システム