おはようございます。広報のhiroです。
2017年8月、当社ヒビノビジュアル Div.は、車載型LEDディスプレイ・システム「RIGGING MOVER MINI(リギングムーバーミニ)」を2台導入し、レンタルを開始しました!
RIGGING MOVER MINIは、放映に必要なLEDスクリーン、架台、電源、映像システムを完備しています。音響システムも搭載可能。
ずばりオールインワンタイプの映像車です。
203インチ(W4.48m×H2.56m)の大画面で迫力の映像を提供します!
民間宇宙ロケット「MOMO」初号機(ホリエモンロケット)打ち上げのパブリックビューイングで運用!
2017年7月30日(日)に北海道大樹町で行われた、インターステラテクノロジー株式会社による国内初の民間宇宙ロケット打ち上げのパブリックビューイングで、RIGGING MOVER MINIをプレ運用しました!
全長10メートルの観測ロケットMOMO初号機は、ライブドア元社長の堀江貴文さんが出資することから「ホリエモンロケット」の通称でも知られています。
テレビのニュースで打ち上げをご覧になった方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
パブリックビューイング会場となった大樹町多目的航空公園には、7月29日(土)、30日(日)の両日で延べ4,281人が来場。
直接見ることができない発射地点の様子を、RIGGING MOVER MINIの大型画面で生放送しました。
▼パブリックビューイングでは大勢の観客が大画面に映し出される打ち上げの瞬間を見守った
天候不良などのトラブルを乗り越え、ロケットは30日夕方に打ち上がりました。
RIGGING MOVER MINIの大画面に発射の瞬間が映し出され地響きのような発射音が聞こえると、場内に歓声が沸き起こります。
打ち上げから66秒後、ロケットの位置や姿勢を示すデータが得られなくなったことから、エンジンが緊急停止され、ロケットは海上に落下しました。
ロケットの名称「MOMO」(=百(もも))の由来である目標高度100km達成は叶いませんでしたが、大勢の観客が宇宙ビジネスに向けた挑戦に拍手を送りました。
MOMO初号機は、市販の安い部品で格安の宇宙ロケットが作れる可能性を示してくれました。
打ち上げ後の会見では、年内にも後継機の打ち上げを行い宇宙空間到達に再挑戦したいと発表されています。
日本初の民間単独によるロケット宇宙到達への期待がふくらみますね!
RIGGING MOVER MINIが選ばれる3つの理由!
●簡単、スピーディ、低コストを追及したオールインワン!
●設置環境を選ばない、小型・軽量のコンテナタイプ!
●全天候対応の大画面203インチLEDディスプレイ・システム!
オールインワン・コンパクトを目指したRIGGING MOVER MINIは、運用環境を選びません。
舞台は不要。外部電源も必要なし。画面は全天候対応。設営は簡単スピーディ。
屋内はもとよりアウトドアフィールドで威力を発揮します。
機材の設置場所が限られてしまう海、河川敷、雪上だってどんとこい!!!
牽引車を切り離し、従来の車載型では難しかった狭い場所で大型映像を提供します。
また走行時の車高が2.79mと低いことから、施設によっては建物内へ進入、設置が可能です。
コンパクトなボディに必要なシステムを備えたオールインワンの優れもの!
抜群の機動力でお客様のあらゆるニーズにお応えします。
歴代・映像車(ビジョンカー)紹介!28年をふり返る
ヒビノは日本におけるコンサート・イベント映像のパイオニアですが、車載型映像表示装置(映像車)の先駆者でもあったのです。
新型車登場の記念に、初代から最新までヒビノの歴代映像車を紹介します!
ASTRO VISION(アストロビジョン)
▼アストロビジョン2、3、4号車
ヒビノの車載型ビジョンの歴史は、1989年10月に運用を開始した「アストロビジョン」から始まります。
大画面は放電管方式。当時世界最大級321インチのアストロビジョン3台(2、3、4号車)を導入し、モータースポーツや陸上競技などのスポーツイベント、公営競技、式典、大規模コンサートなどで運用しました。
▼(左)アストロビジョン5号車/(右)アストロビジョン6号車
1990年1月には衛星受信システムを搭載した新型アストロビジョン(5号車)を1台、1993年10月には画面を2.2mまでリフトアップできるトレーラー型の新モデル(6号車)を1台導入。
業界に先駆けて導入したアストロビジョンの運用ノウハウや映像技術の蓄積は、現在のLEDディスプレイ・システムにつながる布石となりました。
MEDIA RUNNER(メディアランナー)
▼MEDIA RUNNER (右)長野冬季オリンピック長野駅東口オリンピックプラザ
1997年10月、170インチのLEDディスプレイを搭載したメディアランナーを導入。
ついに「LEDディスプレイ」の時代が始まりました。
メディアランナーは長野冬季オリンピックを皮切りに日本全国で本格始動していきます。
機動力の高さから、ありとあらゆるイベントで活躍。
約20年が経過した現在も現役で稼働しております!
コンパクトな形状やフットワークの良さは、新登場のRIGGING MOVER MINIと共通するコンセプトです。
RIGGING MOVER SERIES(リギングムーバーシリーズ)
車載型LEDディスプレイ・システムRIGGING MOVER SERIES。この度の新機材登場で、3つのラインアップがそろいました。
▼RIGGING MOVER (右)東京マラソン
2005年に運用を開始したRIGGING MOVER。2台。
吊り構造と発電機を内蔵したトレーラータイプの車載型LEDディスプレイ・システムです。
最大315インチ、最重量6tまでの大画面を吊り上げられるパワフルで大型な機材。従来の車載型LEDディスプレイの弱点だった高い場所への設置を簡素化しました。
▼RIGGING MOVER Jr. さっぽろ雪まつり
2009年に運用を開始したRIGGING MOVER Jr.(リギングムーバージュニア)。1台。
4t車をベースとしたコンパクトな車載型LEDディスプレイ・システムです。
252インチのLEDスクリーンを搭載できます。最大270°まで画面を旋回できるのも特徴です。
▼RIGGING MOVER MINI 民間宇宙ロケット打ち上げパブリックビューイング
ラストは、この度、本シリーズに登場したRIGGING MOVER MINI!
機動力を強化した最新モデルです。
203インチの大画面を備えながらも高い機動性を確保するため、設計はコンパクトかつ軽量化にこだわりぬきました。
さらに画面は360°旋回。イベント内容や環境に合わせて臨機応変に対応します。
RIGGING MOVER MINIは、2台から運用を開始しますが、2020年までに順次増車する計画です。
日本は2020年東京オリンピック・パラリンピックをはじめとする大規模な国際大会を連続して迎えます。
スポーツ観戦を盛り上げる大型映像の需要が高まる中、各地で開催されるパブリックビューイングはもちろん、アウトドアスポーツに積極的に参画し、スポーツの熱気、興奮、感動をお届けしていきます!
ヒビノのイベント映像サービスにご期待ください!
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