ヒビノビジュアル Div.は映像システムを出展!コンサートの舞台裏で活躍する企業が大集合『ライブ&イベント産業展』

こんにちは!広報のhiroです。

コンサートやイベントの開催に必要な、あらゆるサービスとツールが集う総合見本市「第1回 ライブ&イベント産業展」が、7月9日(水)から3日間にわたって東京ビッグサイトで開催されました。

音響、映像、照明、舞台美術など『ライブ』には欠かせない機材・演出の分野や、「企画・運営」「キャスティング」「会場・施設」「グッズ」「ライブ配信」などなど、エンターテインメントに関連するあらゆる企業が一堂に会し、様々なサービスを展示していました。

第1回である本年は、東京ビッグサイトの西3・4ホールでの開催でしたが、出展社数は、国内外から全220社!

来場者数は3日間で20,198人!連日、本当に大盛況でした。

ちなみに、次回(2015年)は会場を幕張メッセに移し、3倍の規模で実施されるそうですよ。



ヒビノはLEDディスプレイなどの映像システムを展示!

当社からは、ヒビノビジュアル Div.が出展しました。

同部署は、コンサートやイベント会場などで使われる映像システムのプランニング、機器レンタル&オペレートを行う事業部です。

最新鋭の映像システムと映像演出をご案内し、多くのお客様からご好評をいただくことができました。


こちらがヒビノのブースです。

当社が保有する、豊富な映像機器ラインアップから、タイプが異なる3種類のLEDディスプレイ・システムと、ちょっと変わった液晶ディスプレイを展示しました。

大画面のLEDディスプレイでは、当社がコンサートをサポートさせていただいている矢沢永吉様、モーニング娘。様、Acid Black Cherry様、miwa様、チャン・グンソク様などのライブ映像や本展示会用に制作した映像コンテンツなどを放映しまして、各機材の特徴や品質をじっくりと体感していただきました。


それでは、本展示会で当社がご案内した映像システムを4点、紹介します!



F9L(シースルー型LEDディスプレイ・システム)

シースルータイプのLEDスクリーン「Fシリーズ」の9ミリピッチ・高精細モデルです。

コンサートやイベントでの運用実績で高評価をいただいている“F30L”(30ミリピッチ)、“F18L”(18ミリピッチ)に続くラインアップです。

展示のサイズは、横7.2メートル×縦4.8メートル(約340インチ)。

パネル1枚は、横300mm×縦1,200mm。96枚のパネルをつなげて画面を形成しています。

パネル同士の連結がマグネットロックになっているなど、設営効率UPの工夫がされていて、従来のシースルータイプLEDスクリーンよりも、短い時間で設置できます。

また、Fシリーズの特徴である『透過する』という点を活かして、例えば、F9Lの後ろに照明機器を置いて「映像」と「光」を組み合わせるなど、効果を重ねる演出手法で、ライブステージを彩ることも可能です。

そうそう。Fシリーズは、パネルその物が柔軟なつくり(メッシュ構造)なので、平面だけでなく凸面や凹面に設置できることも特徴です。



V38(高精細LEDディスプレイ・システム)

3.8mmピッチの高精細なLEDディスプレイ・システムです。

展示会シーンでの運用を目的に、現場のニーズや運用ノウハウを取り入れながら当社で開発したモデルです。

本展示会では、約350インチの大画面を構築し、フルHD映像を放映しました。

ヒビノ製LEDディスプレイ・システムの特徴は、高輝度・高精彩です。

3.8mmピッチという細かいLEDドット構成の画面は、“映像で被写体の魅力を最大限に伝える”という展示会のニーズにお応えします。

消費電力が少ないこと、リギングとスタックの両設置に対応できることも特徴ですね。



LedGo “Black Spinel Tiles” (フロア型LEDディスプレイ・システム)

床に敷き詰めるフロアタイプのLEDディスプレイ・システムです。

新しい機材なので、この展示会で初めてご覧になるお客様も多かったと思います。

1平方メートルあたり2,000kgの耐荷重を保つように設計されているので、人間はもちろん、車などの重い物を乗せることもできます。

このLedGo “Black Spinel Tiles”(フロア型LEDディスプレイ)は重量を感知する「架台」の上に「画面(パネル)」を設置する仕様になっていて、画面に重さがかかると、その位置を起点に映像が変化する「INTERACTIVE FLOOR(※)」として運用することもできます。

今回は、画面上を歩く人の足元から波紋や星の模様が広がるといった映像演出や画面に次々と現れるモグラのイラストを踏んで消していく「モグラたたき」ゲーム、鍵盤やボタンを踏むとピアノやドラムなどの音が鳴る「楽器演奏」のコンテンツなど複数のインタラクティブコンテンツを体験していただきました。

(インタラクティブフロア用のコンテンツは、上記以外にもオリジナル制作が可能です。)

床面タイプのLEDディスプレイということに加えて、人間の動きに映像が応える映像演出に、多数の関心をお寄せいただきました。



Reveal G55 (透明な液晶ディスプレイ)

透明な液晶ディスプレイ「Reveal(リビール) G55」です。

今回の展示会が、日本初披露となった、最新の映像システムです。

時には向こう側が透けて見えたり、全く透けない部分もあったりと、とっても不思議な印象の映像を繰り広げる、液晶ディスプレイ。

Revealは、映し出す映像の「色」によって透け方が変化します。

映像が「白色」の場合は『完全透過』。画面の向こう側が丸見え状態になります。

「黒色」は『完全に不透過』なので、画面は真っ黒。全く透けません。

赤や青など、「色」の部分はというと、各色によって違った透け方をするので、またまた不思議な世界観が広がります。

透過するという特徴を活かして、映像と実物を組み合わせた演出も可能ですね。

例えば、商品のプロモーション映像のあと、画面が透明になって本物が現れるとかアイデア次第で多彩な演出ができそうです。



ヒビノビジュアル Div.では、今回展示した機材のほかにもLEDスクリーンやプロジェクター等の大型映像機材をはじめ、さまざまな映像機器・音響機器を豊富にご用意しています。


当社ブースへお立ち寄りいただいた皆様、今回はご来場いただけなかったお客様もご不明な点などございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。


最後に。ヒビノは、毎年いくつもの展示会に出展していますが、そこでお披露目する物は

当社が輸入販売する「音響製品」や自社製の「映像製品」など、主に当社の「商品」です。


コンサート映像、PA(コンサート音響)、ライブレコーディングなどといった、エンジニアの技術と機材によって、お客様へ「サービス」を提供する事業に関しては、展示会その物にあまり前例がなく、当社の出展も初の試みでした。


ヒビノが保有する、複数の映像システムのデモンストレーションをまとめてかつ大規模なシステム構成で、お客様に体感いただけたことは、当社にとって大変貴重な機会となりました。


お忙しい中、弊社ブースへ足をお運びくださった皆様、弊社出展にあたりご協力を賜りましたお客様、関係者様に御礼申し上げます。

ありがとうございました!