B.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017の映像をサポート!

【YouTube】B.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017 | HIBINO(1分28秒)


おはようございます。ヒビノ広報のhiroです。

ヒビノがスポーツ・イベントの大型映像を担当した「B.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017」へ行ってきたので紹介します!


まず、B.LEAGUE(Bリーグ)は2016年9月に開幕したバスケットボール男子のプロリーグです。

開幕から約半年の新しいリーグではありますが、『リーグの全国認知率』では「1位 プロ野球」「2位 Jリーグ」に次ぎ「3位 Bリーグ」となるなど注目度の高さがうかがえます。


そのB.LEAGUE“初”となるオールスター戦が、2017年1月15日(日)国立代々木競技場第一体育館にて開催されました!

日本男子プロバスケ界のスター選手の中からファンによって選ばれた24人の精鋭が繰り広げる一日限りのドリームゲームです。

夢の試合を見逃すまいと全国から集まったファンの方々で会場は超満員!


▼ エンターテインメント性にこだわるB.LEAGUEらしく、映像、音響、照明、レーザーなどを活用した「ド派手なオープニングセレモニー」は、大規模コンサートやオリンピックの開会式を思い起こすほどでした。

屋内競技という点を活かし、音・映像・光を駆使したショー演出が続きます。

観客のボルテージはぐんぐん上昇、場内の熱気が高まります。


▼ 今回、メイン画面として会場中央(コートの真上)に設置したのは大型のLEDディスプレイ全4面です。コートを360度ぐるりと囲む客席の全てに、同じ情報を提供します。

バスケットボールに限らず、屋内競技の会場は、競技を行うフィールドやステージの周りを観客席が取り囲むコロッセオのような“円形闘技場”タイプが多いので、会場中央に複数面のスクリーンを天吊りで設置する形は屋内スポーツ施設の主流となるのかもしれませんね。

▲ LEDディスプレイは、軽量で透過タイプの「F9シリーズ」(9mmピッチ)。

1面の大きさは縦4.8m×横4.8m(267インチ)、重さは約585kg。4面で全92.14㎡。それでも画面の総重量は約2,340kgと軽量です。


▼ メイン画面には、スコアなどの情報と迫力あふれるプレイ映像のほか状況に応じて「GOOD!」「WOW!」「3 POINT」といった文字のアニメーションやルール説明などが表示されるので、素人の私にも分かりやすかったです。

熱狂的なファンの方たちと一緒に盛り上がることができました。


▼ちなみに、オープニングセレモニーでは選手入場、ハーフタイムではFlowerによる音楽ライブが行われた“ステージ”にも当社のLEDディスプレイを設置していました。

▲ ステージ上のLEDディスプレイは、透過タイプの「F18L」(18mmピッチ)。

LEDディスプレイは複数のパネルを組み合わせて一つの画面を構成するので、形状も大きさも自由自在です。

縦が1.2m、1.8m、2.4mとサイズの違う3種類の画面を12本、設置していました。画面の向こう側が透けて見えるという特徴を活かして燃え上がる炎など、さまざまな映像が幻想的にステージを彩ります。


▼ 素晴らしい競技と多彩な演出で最初から最後まで観客を楽しませてくれたB.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017。


私は今回、初めてB.LEAGUEを観戦させていただきましたが、パワー、スピード、テクニックで“魅せる”大迫力の試合に感動しました!

すっかり魅了されまして、ある選手のファンになっちゃいました。

もう、ハートをガッシリわしづかみです。

素晴らしかったー!!!

オールスター戦ならではの、ファンサービスあふれるプレイも楽しく、最高の試合でした。


バスケットボールの未来を担う「B.LEAGUE」。

これからも応援していきます!


▼ 最後に裏からイベントを支える黒子たち・・・当社のスタッフを少し!

裏方スタッフであるヒビノの映像チームは、イベントが始まるずっと前に画面やスイッチャーなどの映像機材を一式、大型トラックに積んで会場に運び込み映像システムを組み上げたり、巨大な画面を吊り上げたりしています。

ちなみに今回は、早朝(午前1時)から会場への機材搬入を開始し、夜明けまでに機材のセッティングを終えて、その後も入念なチェックやリハーサルと続く業務を遂行。本番中はもちろん、本番終了後の撤収まで、気が抜けない仕事が続きました。


「イベントの映像」とひとことで言っても、そこに含まれる内容はさまざまです。

イベントの種類、会場の環境、求められる映像演出プランによって内容も変わりますが、今回の場合では、お客様の演出意図に応じた映像システムのプランニングにはじまり、映像コンテンツの制作、特殊な環境での機材設置に伴う高所作業、カメラ中継、大型映像表示機器の調整や操作、試合内容に応じて瞬時に適切なCGアニメーションなどを入れるVTRオペレーション、カメラやVTRなど複数種類の映像をスイッチャーで切り替え各画面に映す“画”を操作する映像オペレーターなどなど一つの現場を完成させるためには、いろいろな仕事と役割がありました。

協力会社の方々にもサポートをいただきながら無事に成功させることができました。この場を借りて感謝申し上げます!


スポーツ・イベントに限らず、コンサート、展示会、博覧会、式典、学会などヒビノが映像をサポートしている現場の多くは、やり直しがきかない一度限りのLIVE(生)。

失敗の許されない現場です。

段取りから本番まで、常にプロフェッショナル精神をもって取り組みます。

手前味噌ではありますが、陰の立役者たちの横顔をほんの少しお見せしました。



スポーツに導入される大型映像演出の可能性は、まだまだ大きく無限大です。

観客の皆様がより充実した観戦を体感し、さらに熱狂していただけるような、また選手の皆様も観客の熱をうけて、さらに闘志を掻き立てていただけるような魅力的な映像演出の実現を目指し当社はこれからもさまざまなイベントの映像をサポートしていきます。


B.LEAGUEの公式YouTubeチャンネルでB.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017の動画が公開されています。迫力のスーパープレイなど、見所が凝縮した10分間のダイジェストです。

ぜひともご覧ください!


【YouTube】 B.BLACKvsB.WHITE|B.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017|01.15.2017 男子プロバスケ (Bリーグ)(9分59秒)


最後になりましたが、B.LEAGUE選手のみなさま、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグをはじめとするB.LEAGUE ALLSTAR GAME 2017ご関係者すべてのみなさま、最高の瞬間を一緒に作り上げてくださった観客9,567人のみなさまに、心よりお礼申し上げます。

感動をありがとうございました。