おはようございます。ヒビノ広報のhiroです。
2020年11月13日、ヒビノは設立56周年を迎えました。
パンデミックの中で迎える設立記念日。
一年前には、想像もしなかった事態です。
ヒビノが創業から挑戦を続ける原点にはずっと「創造と革新」というスピリットがあります。
「創造」とは、それまで世の中になかった価値を生み出すこと。
「革新」とは、人々の想像を超え、顧客の期待を超え続けること。
この理念は、ヒビノグループの遺伝子です。
当たり前だった世界が、当たり前ではないと思い知った2020年。史上初の緊急事態宣言が発令され、止まらないはずの工場や建設現場まで相次いで止まり、日本が止まった。そして『人が集まることを前提としたビジネス』は、一気に苦境へ立たされました。
コンサート、スポーツ大会、展示会、式典も、イベントというイベントは全て中止。人が集まり興奮や感動を共有するライブという体験は、一時的に世界から姿を消しました。その一方、オフラインに対する厳しい制限は「オンライン」の普及を後押しし、新しい取り組みやサービスが生まれます。今もなお新しいエンターテインメントの形が模索され続けています。
バーチャル技術は、確かにおもしろいです。
バーチャルとリアルの融合は、無限の可能性を感じます。
現状としてオンラインはリアルを侵食し、私たちの働き方や暮らし方をも変化させたわけですが、人類がアフターコロナへと歩みを進めた時、あらゆる場面でオンラインが「優勢」かというと決してそうではないはずです。
人々は、アーティストの音楽やトップアスリートの躍動を生で感じる『ライブ』という体験を待ち望んでいます。ライブは、お役御免とはならないのです。
新型コロナウイルスは「オンラインの価値」と同時に「リアルの価値」を再定義しました。これからは、『最適な価値』を発揮するのがオンラインなのかリアルなのか、見極める力が試されることになりそうです。
新型コロナを振り切って、人類がアフターコロナへと歩みを進めた「ニューノーマル時代」では、かつての日常にはなかった様式がひっそりと根を下ろしているのかもしれません。大規模コンサート会場で熱狂する観客5万人のスマホには、濃厚接触確認アプリが入っているかもしれないし、カメラには体温測定機能が備わっているかもしれない。
長い歴史の中、いつだって危機は私たちを強くしてきました。
製品、商品、サービスを生み出す環境に制限をかけてきた新型コロナウイルス。変化に合わせて視点をずらし、従来型を最適化しながら新しい価値を創造することが求められています。
いまこそ前進の時。ヒビノグループのDNA「創造と革新」を今一度心に刻み、未来へ進みます。
ヒビノはもっと強くなる。
逆境生まれの新機軸。製品、商品、サービスを通じお届けしてまいります。これからの音と映像のプロ集団ヒビノグループにどうぞご期待ください。
私たちは音と映像のプレゼンテーターヒビノ株式会社です。
【製品・商品・サービス】
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