【本番編】完全なる未経験者の私が人生初「東京マラソン」に挑戦、完走するまで

おはようございます。広報のhiroです。

東京マラソン2017(2017年2月26日(日)開催)まであと4日。


2017大会でもヒビノはコース各所に大型LEDディスプレイ・システムを設置し、『映像』で東京マラソン2017を盛り上げます!

ランナーのみなさま、応援しています!!!

記録達成や完走など目標に向けて、がんばってください!


さて以前にこのブログの記事(準備・練習編】完全なる未経験者の私が人生初「東京マラソン」に挑戦、完走するまで)で書かせていただいたとおり、当社が東京マラソンチャリティ・法人寄付に参加したことで私は昨年の東京マラソン2016に出場することができました。


マラソン経験なし。運動経験もなし。

10kmすらまともに走ったことのない30代後半・女(私です)が「完走」だけを目標に人生初のマラソンに挑んだわけです。


今回は、2017大会の開催を目前にしまして、東京マラソン2016当日のレポートをお届けしたいと思います!



まずは、マラソン未経験者の私が感じていた

大会当日に関する疑問とその結論(持論)

です。


  1. 服装はどうしよう?
  2. レース中、トイレには行きたくなるのか?
  3. 数ある給水所。毎回、水をもらって飲んだ方が良いの?
  4. 食べ物や飲み物は、少しくらい持参するべき?
  5. そもそも、何を持って走るべきなの?(携帯電話は?お金は?)



1.服装はどうしよう?

シューズやタイツなどのランニンググッズは練習を始めるときに一通りそろえていましたが(前記事ご参照)本番の服装は、なかなか決まりませんでした。

スタートエリアへ入場するのは朝7~8時。9時10分にスタートして、5~6時間でフィニッシュできたとしても、短くて6時間半、長ければ8時間半以上、屋外にいる予定なのです。

はたしてレース中は暑いのか?寒いのか?ウィンドブレーカーは必要か?

私が悩みに悩んだ結果、当日着た服がこちらです。


1.【トップス】スポーツ用インナー(長袖・タートルネック)

2.【トップス】スポーツTシャツ(半袖・ヒビノロゴ入り!)

3.【トップス】ウィンドブレーカー

4.【ボトムス】ランニングタイツ

5.【ボトムス】スカート

6.【シューズ】アシックス LADY GEL-KAYANO

7.【その他】キャップ、マフラータオル(ヒビノロゴ入り!)、ランニングウォッチ

ランニング用の手袋を忘れてしまったので手の甲だけ日焼けしました。これはちょっと後悔。

ウィンドブレーカーは暑いのではないか?・・・と最後まで悩みましたが、後半に歩く可能性を考えて、着ていくことにしました。暑かったら脱いで腰に巻けばいいし!寒いときに服がないよりまし!と。

結局、ウィンドブレーカーの前を開けることはあっても脱ぐことはなかったです。

2016大会はかなり天気がよかったのですが、終盤やフィニッシュ後は風が強く、寒さを感じることもあったので着ていて正解でした。なかったら風邪をひいたかも。

走れる人には必要ない(暑い)かもしれませんが、最終的に6時間以上かけて完走した私には必要アイテムでした。



2.レース中、トイレには行きたくなるのか?

実はけっこう心配していたトイレ。

東京マラソンでは、各所に仮設トイレや公衆トイレが設置されています。数はかなり多いです。1km未満の間隔で設置されている所もありました。

コース上には「次のトイレまで●m」あるいは「次のトイレまで●.●km」という案内看板が、常に(といっても過言ではないほど)でてきます。

この看板はとても安心だし、ありがたいなー・・・と思ったのですが、なにせ初めてのマラソンで、元々トイレを心配していただけにあまりにも多発する“トイレ案内”を目にしたら、逆に気になっちゃって(笑)

結局、スタートエリアに入場してからフィニッシュまで時間にして約8時間のあいだに2回お手洗いを借りました。後になって思えば、1回でも問題なかったような気がします。

気にしすぎると心配になっちゃってだめですねー。

トイレの混雑具合は場所によって違い、並んでいる所もあれば、ガラガラのところもありました。タイミングもあるのでしょうが、スタートエリアやスタート直後など序盤のお手洗いは混んでいる所が多かったように思います。

結論。気にしすぎると、逆にトイレに行きたくなった。しっかりと準備されているので、あまり心配しなくて大丈夫。



3.数ある給水所。毎回、水をもらって飲んだ方が良いの?

私の練習は、せいぜい10km程度のランニングだったので、走っている最中に水を飲むことはありませんでした(練習の前後に飲めば十分だった)。マラソン中にどれくらい水を飲む必要があるのか?自分の体のことなのに、全く想像できません。

給水は5km地点を初めに、2~3km間隔で全15カ所ありました。「水」のみのところと、「水」と「スポーツドリンク」が用意されているところが交互に登場します。

よくわからなかったので、とりあえず『スポーツドリンクがある給水所ではもらうことにしようかな』と設定し、水だけの給水所はパスして走りました。それでも途中から『こんなに飲まなくていいな』と感じ給水の回数を減らします。

結論。東京マラソンの場合、給水所で「毎回」お水をもらう必要はなかった。

2~3km間隔で給水所が設置されているので、毎回飲んだらお腹が大変。



4.食べ物や飲み物は、少しくらい持参・携帯するべき?

私は会社の人が応援で用意してくれたお菓子とお腹が空いたときのためにゼリー飲料を1つ持って走ることにしましたが、実際に走ってみて、何も持参しなくて大丈夫だったなと思いました。

前項でも書きましたが、給水所も給食も多数あります。給水は、水とスポーツドリンク、給食は、バナナ、アンパン、トマト、飴、チョコレートなどなど場所によって内容は変わりますが、いろいろな物が用意されていました。

給水は5km地点を初めに2~3km間隔で15カ所、給食は17km地点を初めに5~6km間隔で5カ所も設置されています。

結論。特定の食べ物や飲み物にこだわらない場合は、持参しなくても平気。私がまた東京マラソンを走れるとしたら、今度は持っていきません。



5.そもそも、何を持って走るべきなの?(携帯電話は?お金は?)

私がウエストポーチに入れていたものは、以下の品です。

  • 携帯電話(スマートフォン)(※東京マラソンが携行を推奨)
  • イヤホン
  • 少量のお菓子とゼリー飲料
  • デジカメ
  • リップクリーム
  • 各関門の目標タイムと封鎖時刻を書いた机上の空論メモ(前の記事ご参照
  • 目薬
  • 絆創膏
  • 交通系ICカード(※東京マラソンが携行を推奨)


使ったものは、スマートフォン、デジカメ、リップクリーム。あと、関門時刻メモは、めちゃくちゃ役立ちました。分からないと不安になるので、いつでも確認できるように用意して良かったです。

デジカメは常に手に持ち500枚以上撮りました。(この記事の写真がそれです)

お菓子は応援でいただいたものなので、勇気をもらえました!

最初、お金も持っていたほうが安心なのかな?と考えましたが東京マラソンが携行を推奨している交通系ICカードを持っていく予定だし、そもそも、競技中にコースから外れることはできません。例え途中で棄権することになったとしても専用の収容バスに乗ってフィニッシュエリアまで行きスタート地点であずけた自分の手荷物を受け取ることになるので競技中にお金を使う場面なんて一つもないんですよね。

イヤホンはつらくなったら音楽を聴くつもりで用意しましたが使いませんでした。後半は正直きつかったですし、本当につらかったのですが、沿道の声援が途切れない東京マラソンではイヤホンを着けるなんてもったいない!

結論。所持品は極力少なく。

私がまた東京マラソンに出場できたなら、「携帯電話」「リップクリーム」「目薬」「関門時刻メモ」「交通系ICカード」を持って走ります。


▼ 各関門には「この関門の閉鎖時刻」と「次の関門の閉鎖時刻」が書かれた看板と時計が設置されていますが、人生初マラソンですし、自分のペースもよく把握できていない私にとって、関門時刻メモは完走支援アイテムになりました。

ド素人ならではの疑問と、ド素人なりに導き出した答えでございました。

お粗末様でした!



つづきまして、

人生初マラソン「東京マラソン2016」に出場して感じたこと

をいくつか書かせていただきます。


  1. スタートエリアは混む
  2. とにかく楽しい!沿道の応援!観光名所!まるでお祭り
  3. 未知の世界である20km以降は、やはりつらかった
  4. ボランティアに勇気づけられる
  5. 人生初マラソンが「東京マラソン」で良かった



1.スタートエリアは混む

スタートは新宿。東京都庁の前です。

複数のブロックに区切られており、どこに並ぶかは予め指定されています。自分のスタートブロックへ向かうには、決められたゲートからの入場が必要です。駅からの道は封鎖されて通れない道路も多く、普段の新宿とは違っていました。

案内に沿ってスタート地点へ向かいます。

▼ 手荷物検査をうけて入場。この先はランナーしか入れません。

▼ 入場したら、手荷物トラックに荷物をあずけます。

▼ 手荷物をあずけ終えたら、スタートブロックへ向かいます。

後方のブロック(G、H、J、K、L)へと続く道はランナーで大混雑。私はJブロックに向かっていました。全ブロックともまだまだ先です・・・。数センチずつジリジリとしか進まない状況にちょっと焦りました。

スタート地点は、全てのランナーが集合する唯一の場所。混んで当然ですね。時間に余裕をもって行動したいところです。



2.とにかく楽しい!沿道の応援!観光名所!まるでお祭り

東京マラソンで感じたことは、とにかく応援してくれる人が多いということ!沿道の声援がほとんど途切れません。

『これが東京マラソンかー!!!』

お祭りのようなにぎわいに興奮しました。

スタートの盛り上がりがフィニッシュまで続いていくように感じます。

スタートの東京都庁にはじまり、東京タワー、銀座、東京スカイツリー、浅草寺雷門、歌舞伎座など次々と名所が現れ、変わり続ける景色も楽しかったです。


▼ スタートに向かって走っているところ。都庁前です。

▼ やっとスタートラインを通ります!スタートの号砲から18分が経過していました。

▼ スタートから約900m。新宿。青梅街道を埋め尽くすランナー。ワクワクします。

▼ 東京タワー。車道をランニングしながらだと、見慣れた景色も新鮮です。

▼ 浅草雷門前。ここ以外にも音楽、ダンス、民俗芸能などの応援イベントが多数ありました。

▼ 東京スカイツリー。東京都民ですがこんなに近くで見るのは初めて。ちょっと感動。



3.未知の世界である20km以降は、やはりつらかった

さて、練習では思うように距離を延はせず、最長15kmのランニングしか経験できなかった私。5km、10km、15km関門は、想定の時刻で通過。20km地点までは、7分30秒/km(時速8km)のペースでこれました。

ここから、私にとって未知の世界が始まります。

2016大会では約23km地点だった「日本橋」。ヒビノの映像車が見えてきます。嬉しかったー。ここでは立ち止まって写真を撮りました。

その後もなんとか走り続けましたが、30km関門を前についに歩きました。早歩きをして、また走って、早歩きをして、また走って。体感的に、前半よりも1kmが長い。

35km関門を通過したとき、スタートから5時間が経過していました。


ここまでずっとニコニコ笑いながら走ってきたけれど、それとは違う笑いがこみ上げてきます。どちらかといえばインドア派で運動嫌いな私がマラソンを走っている。『これ・・・一体どんな状況なのよ』と。

誤解を恐れずに言うと、マラソンなんて自分とは違う世界のことだと思っていたし、正直、一生に一度だって挑戦したくないというタイプの人間でした。ではなぜ東京マラソン2016にエントリーしたのかと問われれば、『自分の好きな会社(当社)が映像をサポートしているから興味がわいた。その大会を当社のブログで紹介したいから、走りたいと思った。』という回答が素直な気持ちです。


『これって愛社精神って言ってもいいのかなー』

『人生って、どこにどんなきっかけがあるか分かったもんじゃないなー』

そんなことを考えながら、一歩一歩、足を進めます。


このころになると、つま先から足の付け根まで“足全体”の筋肉が痛くなっていました。こんなに足の筋肉が痛いと感じるのは、人生で初めてかもしれない・・・。(ちなみに最強に痛かったのは完走後、一旦止めた足を再び動かす“帰り道”でした。)

一歩一歩が常に痛いのですが、幸い膝や関節は問題なかったので『足は前に出る。必ず進むし、なんとかなる』とフィニッシュを目指します。

絶対に完走する!という目標だけは、ぶれずに持ち続けていました。



4.ボランティアに勇気づけられる

残り5kmを切るころ、完全に歩いていました。

ペースを上げたい。走ってみようか・・・せめて早歩きを・・・と試します。

でも、とにかく足が痛くて、なかなか思うように続けられません。足を止めることはありませんでしたが「歩いている」という状況に情けなさや不安に近い感情が付きまといます。

その瞬間、コース上のボランティアがくれた声援。


「いいペースだよ!大丈夫!」


私も周囲のランナーたちも、ほぼ全員が歩いている状況なのです。焦り、悔しさ、苦しさ、不安を少なからず感じている私たちに、このタイミングでこの言葉・・・。

スタートから笑顔だけは保ってきたけど、これは、ちょっと本気で涙が出そうでした。

『あのボランティア・・・プロに違いない。』

フィニッシュに向かう気持ちを、より一層強くしました。


あと5km、あと4km、あと3km・・・40kmの道のりを進んできました。想像すらできなかったフルマラソンの完走が目の前です。

42km地点で、ついに「あと200メートル!」と声をかけられます。ここまでずっと「あと●キロ!」という声を聞きながら走ってきたのです。『単位が変わった!!!』喜びの感情が一気に沸き上がります。

ラスト200メートル。

当社のLEDディスプレイ・システムが目に入ります。もうフルスマイルです。

笑顔で走りきることができました。

記録は6時間26分12秒(ネット6時間8分7秒)とお恥ずかしい限りですが、目標だった「完走」を達成。完走記念メダルの輝きは他のランナーと一緒でした。良かったです。



5.人生初マラソンが「東京マラソン」で良かった

東京マラソンに出場して感じたことはランナーに優しい大会ということでした。

制限時間が長いので私のような初心者でも完走を目指せる大会ですし、スタッフの数が多く、ボランティアの対応が素晴らしい!大会前の東京マラソンEXPO、大会当日のスタート、コース上、フィニッシュ後、いたるところでボランティアスタッフがサポートしてくれています。ランナーへの気遣いや対応は本当に素晴らしく感動を覚えました。

全てが綿密に計画されていて準備も周到、ものすごくシステマチックに出来上がっているイベントでした。

あとはやっぱり沿道の応援者数がすごい!

とにかく声援が途切れない!

常に誰かが応援してくれるマラソン大会ってすごいですね。


まとめ。人生初マラソンが東京マラソンで良かった!



長くなりましたが(そして大変遅くなりましたが・・・)大会3カ月前の初練習では3.5kmしか走れなかった私がマイペースに練習を重ね、みなさまから応援と勇気をいただいて、42.195kmを完走することができた・・・というお話でございました。


2017大会はフィニッシュが東京駅前・行幸通りに変更された新コースでの開催です。より華やかで楽しい大会になるのではないでしょうか。

ランナーのみなさま、お怪我のないように頑張ってください!


【関連記事】


東京マラソン2017 http://www.marathon.tokyo/